ライダーの思いつき

元ブログの調子が悪いのでしばらくはコピーブログとなります。

ハイエースバン オイル・オイルエレメント交換 ガソリンエンジン1TR

 走行距離が、5,591kmに成りましたので、初回のオイル交換をします。

 ちなみに、新車に入っているオイルは程度のよろしいオイルなので、10,000kmでも15,000kmでも大丈夫だそうです。

 ただ走り方や、フル積載で山登りとかハードな使い方をしている場合は別ですが。

 それと、オイルも月数で酸化し劣化していきますので、1年もしくは半年をめどにするのも良いかと思います。

 距離は乗らないけど、東北自動車道をノンストップで走りましたし、初回は半年でと決めていましたので。

 道具と材料です。

 オイル5.3L、エレメント、ドレンボルトパッキン、オイル交換シール、エレメントキャップレンチ、ポリ手袋、トルクレンチ、ドレンボルトツール、コンビネーションスパナ24mm、メガネレンチ14x17、3/8スライディングTハンドル

 オイル受けは、写っていませんが、8リットル用を使いましたが、15リットル用を使えば良かった。

 買って有ったんだけど、二階の物入れに入れっぱなしだった。

 (ちょっと工夫しました)

 エンジンカバーをあけますが、助手席とセンターコンソールボックス一体で上がってきますので、この支えを先に引き出しておいた方が楽です。

 運転席とセンターコンソールの間に物がはさまっているとエンジンルームに落ちますから注意。

 スーパーGLはリアのエアコンユニットが下がってきているので、シートの位置によってはヘッドレストが干渉します。

 シートを一番後ろまで下げ、背もたれを少しだけ寝かすとヘッドレストを外さずに、開ける事が出来ると思います。

 

 しっかりと引っ掛けて下さいね。

 外れ止めも忘れずに。  けっこう重たいので、落ちてくると痛いですよ。

 写真撮るために2個目にしてますが、4個目ぐらいが良いかと。

 

 エンジンルームが見えました。

 ガソリンエンジン1TRです。

 黄色い丸がフィラーキャップ

 赤い丸がオイルレベルゲージです。  このエンジン良いですよ。

 予算の関係で6速ATガソリン車にしましたが、予想以上によく走ります。

 詳しく書くと、新東名の制限速度110?/h区間の緩いのぼりでもストレスなく走れます。

 80?/hから踏み込むと4速までキックダウンして加速して行きます。5,000rpmまで一気に回って行くので、エンジンの方が心配になるくらいです。  6速2,500rpmで110?/hぐらいだったかと。

 4WDが必要なくて、フル積載で山登りも無く、距離も多くは走らないなら、ガソリンエンジンもお勧めです。

 話を戻します。

 

 下に回ります。

 右前輪後ろから覗いた写真です。

 赤い丸がオイルドレンボルト(プラグ)です。

 自作のカースロープに載せたので作業性が良くなります。

 それでも、ハイゼットカーゴより遠い位置に有りますから結構もぐらないと届きません。

 その手前にオイルエレメントキャップが有るのですが見えませんので角度を変えます。

 

 オイルパンより右側にあるので多少近くはなりますが、ハイゼットカーゴに比べて遠いのには変わり有りません。

 中身(ろ紙)だけを取り換えるタイプなので、専用工具が必要です。

 ハイゼットカーゴのフィルターレンチ(64mm)でも使えますが、規定トルクより馬鹿強く締め付けて有るとなめちゃうかも知れません。


 せっかく買ったのでマグネットオイルドレンボルトツールを使ってみます。

 ただムーヴで使っている赤い奴でも全然余裕です。

 作業場所は広いので特に邪魔するものは有りません。

 オイルがかかる部分が少ない分赤い奴よりは掃除は楽ですけど。

 

 オイル受けですが、最初に15リットル用が良いと書いたのは、オイルパン(ドレンボルト)の位置が高くなってオイルが飛び散るからです。

 少し大きい方が良いし、台か何かに載せてもう少しオイル受けを高くした方が飛び散らないと思います。

 ハイゼットカーゴの時はもっと低かったので、飛び跳ねが少なかったんですよ。

 こちらでコンテナボックスをひっくり返して台にしてます。

 キャスター付きの置台を作りました。

 

 エレメントのキットはこう成っています。

 DJの型番はV9111-3011

 純正品番は04152-38010

 ろ紙本体、オーリング2本、オイル排出用パイプ

 

 排出用パイプで、フィルターケース内のオイルを抜くためにこのパイプが有るんですが、作業していると必要かなぁって思います。

 

 まずはパイプをつけるために、オイル排出ボルトを外します。

 差込が3/8sqなので、T型スライディングハンドルに150mmのエクステンションバーを取り付けます。

 ソケットレンチのソケットに差し込むのと同じです。

 

 さすが新車はトルク管理がされているようで、規定トルク程度でゆるみます。

 これがHONDAのバイクだと親の仇ぐらい締めて有ったりするんですよねぇ。

 この古いオーリングはパイプを付けた時にも必要なので落ちてしまったら取り付けておいてください。

 オーリング無しだとパイプをつける意味がないほど横からこぼれます。

 

 ちょっと固めなんですが、素早くパチンとはめて下さい、のんびりしていると全部横にオイルが漏れていきます。

 高い位置にあるので、ホースをつなぐように取説に有りますが、そんな都合の良いホースは中々無いのでキットに入れておけよと思います。

 これ専用のホースって普通はその辺に転がってないよ。内径も太さも書いて無いし、、、。  ゴミ箱から拾って、仕方が無いので測りました。

 

 だいたい、内径15mm以下が有れば良いのか。

 散水用ホースがそのぐらいだったかなぁ。

 でも出来れば耐油の透き通ったタイプが良いよなぁ。

 あ、これ外す時は下に引っ張ろうとしても滑っちゃうので、横にへし折る感じで外れます。

 

 次にドレンボルトガスケットですが、左が純正、右がストレートの。

 純正の方が柔らかくて分厚い感じのアルミワッシャーが使って有ります。

 それにパッキン材がコーティングされています。以前はストレートと同じゴムコーティングだったように記憶してますが、日々カイゼンされているんでしょうかねぇ。ストレートのは鉄ワッシャーにゴムコーティングです。

 純正品番:90430-12031

 再使用はしない方が良いですねぇ、ボルトにしっかり固着してましたし。

 

 二つはめてみると違いが分かりますね。

 間違ってもこのまま2枚重ねで取り付けないでくださいね。

 意味が有りませんしオイル漏れの原因にもなりそうです。

 

 ハイエースバンのオイルパンは鉄製です。

 ハイゼットカーゴやムーヴのアルミのオイルパン用のドレンボルトとはちょっと違うかなぁ。

 ねじサイズは同じなので長さに違いが有るかも?、、、5mmぐらい短いかなぁ。

 鉄なのでアルミほど神経質にならなくても良さそうですねぇ。

 メーカーに確認したところ、締め付けトルクは38N.m(TRH200V)との事です。

 

 オイルの落ち方が遅いので、ポタポタと何時まで漏らしてんねんて思うぐらい切れが悪い。

 その時間が勿体ないので先に出来る事をやっておきましょう。

 今回は5,591?だったので、次回は10,591kmにしておきましょう。

 オイルエレメントは、2回に一回と言う事で、15,591km。

 

 タイヤの空気圧のコーションシール下に貼っておきましょう。

 空気圧チェックの時に次回のオイル交換がわかりますから。

 ナビにも登録しておけるんですが、通知が1回きりなので、やっぱり貼っておいた方が良さそうです。

 

 初めての交換なのでいったい何時までポタポタしてるのかと思ったら、50分過ぎてもポタポタしてました。

 ちょっと0W-20にしては粘りすぎじゃないの?。

 質の良いオイルは切れが悪いのかもねぇ。

 これ以上待っても仕方が無いので、ここで排出は終わりにします。

 

 いったん排出ボルトをセットしなおして、レンチでキャップを外します。

 このキャップレンチごついだけあってバカ重い。

 下から支えているだけで筋トレ気分。

 これもトルク管理された締め具合でした。

 

 外れましたが、、、

 結局このオーリングの上のネジ部にたまっていたオイルがこぼれるので、下から抜いておいても同じかなぁって気がした次第です。

 オイル交換時とは補充オイルの量が違うのですが、その違い分落ちてこない感じですから。

 

こういった商品は有るのだけれど、ちょっと高い。 プロが頻繁に使うには良いかなぁ。

 

 新しいオイルエレメントと、綺麗に掃除したキャップです。

 キラキラした感じのものは見えなかったので、切削粉とか気にしてた時代とは加工精度が違うんだなぁって感じ。

 オイルの粘度もまだサラサラしてないし、汚れも茶褐色程度で真っ黒にはまだまだと言う感じ。

 ホント10,000kmでも良かったかなぁ。

 慣らしはエンジンよりも運転者の慣らしが必要な気がします。

 

 エレメントをセットしますが、スポッと言う感じよりズボッと押し込む感じです。

 ひっくり返しても落ちて来ません。

 

 キットにある新品のオーリングに新油をたっぷり塗ってからセットします。

 ねじ込むときに、オーリングがねじれて切れない様にとの事です。

 

 キャップに指定トルクが記載されているので、25±5N・mで締め付けます。

 

 トルクレンチを25N・mでセットします。

 これで締めた感じは、え?こんな程度で良いのって感じです。

 レンチを使わず両手でグッと締めた程度じゃないかなぁ?。

 

 こちらも新しいオーリングにオイルをつけてセットします。

 落ちてこない内に、ボルトで固定します。

 こちらは、12.5±2.5N・m

 キャップの半分の力ですねぇ。

 

 オイルジョッキは3リットル用しかないので、あふれてしまいそう。

 4リットル用買おうかしら。

 置き場が無いので買換えと思うと勿体ないしなぁ。

 2.5+2.5±αで使った方がこぼれなくて良いですね。

 

 

 このロングノズルのオイルジョッキは良いですよ。

 

 ハイゼットカーゴの時もそうでしたけど、室内でオイルを入れる時にこぼしにくいんですよ。

 ここでこぼしたら、カーペットから何から洗うのって不可能に近いですから。

 

 MOVEもフィラーキャップが低いので、このロングノズルが役に立ちました

 

 エレメント交換時は5.3Lですが、まず5L入れて数分エンジンをかけた後、1分ぐらいしたらレベルゲージで確認してから残りを補充して下さい。

 ドレンプラグからは、オイルパンのすべてのオイルは排出されないので、その分の調整の為です。

 レベルゲージの範囲内で調整して下さい。

 それにしてもフードあけてエンジンかけるとうるさい事。消音効果抜群のフードですねぇ。

 

 左がハイエースバンのエレメントです。

 特に気が付く所は無いですねぇ、10,000kmまで変えなくて良かったかなぁ。

 まぁ、替え過ぎって事も無いので、良いかなぁ。

 オイル交換して数日は、下を覗きましょう。

 ひょっとして締め忘れでオイルが漏れているかも知れませんから。