ライダーの思いつき

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ハイエースバン ベッドキットのなだれ防止

 いまだ車中泊の実践をしていないハイエースバンですが、ちょっと気になる事が有ったのでD.I.Y.してみました。  車中泊をする時は、セカンドシートの背もたれを倒します。  フルフラットにするためでは有りません、ベッドキットだけでも180cm以上有りますので、頭がつかえる心配は無いですから。  これは、相方が睡眠中トイレなどへ行く時に、スライドドアから出やすくする為です。  背もたれが立っていると、ヘッドレストを外したり、ロールオーバーしながら越えて行かないといけないので何かと不便だからです。  リアゲートからも出られますが、後ろに障害物が有るとリアゲートが当たっちゃうし。
 このベッドの天板(ボード)は左右の凸凹に合わせて制作されているので、後ろ2枚は載せているだけで動かなくなるのですが、前2枚のボードは背もたれで動かなくしているので背もたれを倒すと写真の様に前にスライドして来ちゃいます。  ベッド面から天井までの高さは、私の座高よりちょっと低いぐらいですので四つん這いになれば移動には困りませんが、手を付いただけでも前にスライドしてしまうので、どうしたものかと考えていました。
 一番最初に思い付いたのは、、、   ベッドのスタンドに木ねじで固定しちゃおうか?  でしたが、昔のようにバイクを積んだりする時は簡単に取り外しがしたい、その度にドライバーでグルグルするのも嫌だし、、、却下。  こんな6角フランジの木ねじも有るので、ラチェットなら力も要らないし早回しも出来るかと考えましたが、、、。  そのラチェットを車載の工具入れから出すのがまた面倒。  そのうち木ねじがバカになっちゃうのも嫌だし。 
 じゃぁ、ボードにこんなナットを埋込んじゃおうか?とも考えました。これだとボルトで固定できますから。  これM6サイズの鬼目(おにめ)ナットと言います。以前の会社のリアカーを直すのに、ホームセンターで買ってきた残りです。  ベニア板にバカ穴開けて、ボルトの反対側からトンカチで打ち付けるだけの簡単施工できるものです。  これはボルトが目いっぱい締められるのでとっても良いのですが、と有る理由で却下。
 こういったネジは私が高校生の時代は、名古屋市内に何軒もないねじの専門店へ行って買わなきゃいけなかったんですが、今はその辺のホームセンターでも買えるんですねぇ、、、。
 色々と考えながら、位置決めと寸法取り。  ベッドスタンドの穴あけ位置も考えないとねぇ。
 ボードに使われている合板は25mmですねぇ。  正確には24mmだそうです。  ナロー用が24mm、ワイド用が28mmとの事です。
 ベッドスタンドは30mm角の鉄パイプですねぇ。
 う〜〜ん、ボルト長が40〜50mm必要ですねぇ。  モノタロウでこんなノブボルトも良いなぁと思ったんですけどねぇ、首下の長さがM6だと無いんですよねぇ。M8だと大げさなんですよねぇ。  なんか無いかなぁと思って眺めていたら、こんな面白くて便利なものを発見。鍋屋ってバイスとか精密常盤作っているナベヤなのかなぁ?。  って事で、ホームセンターへ行ってきました。いやぁ、今どきのホームセンターってホント物が揃っていますねぇ。  有りましたよ、6角頭のボルトを差し替えて使えるノブです。  いやぁ、通販じゃないと無理かなぁと思ってたんですが、大したもんです。
 ボルトはねぇ、20年以上かけて貯めたのがこんなに有るんですねぇ。  M6が一番使うので、まだ使えそうなものを取っておいたものです。  これの他にM8、M10、M5,M4,M3と有りますが、また今度。  DIYerの財産ですねぇ。  ちなみに全部ステンレスです。
 一番長いのが、50mmでした。
 こんな感じにピッタリ収まって、、、
 蓋をロックすれば完成です。
 アレ?、ノブに隠れる分が随分と有りますねぇ。  鍋屋のは4mm程度の厚さなんですが、これは10mm以上有るようです。  ワッシャー、スプリングワッシャーは使えないですねぇ。
 ワッシャー無しでも40mmに届きません。  これ以上長い在庫が無いなぁ。  ノブの材質による強度不足の為かなぁ。
 あ、こんなワッシャーも在庫してます。  M6用26mm径のワッシャーです。  首下60mmのボルトを買ってこればこのワッシャーも有りですねぇ。  えっと、本題から随分と外れてしまった。
 ベッドスタンドの端から100mmが適当かなと言う事で。
 ポンチ打ち〜の。
 細いドリルから順番に穴あけ〜の。  これ、垂直を取る奴で面白いから買ったんだけど、誤差有りすぎでとても垂直を固定できるもんじゃ有りません。
 インパクトドライバー用のキリが最大で9mmなのでバカ穴は9mmにしました。  ピントが下の新聞に行っているのは愛嬌って事で、、、(^^;)。
 再度ボードを載せて裏からマーキングしたかったんだけど、9mmでは中に入るマジックもサインペンも無いので、HBの鉛筆でマークしたらほとんど見えない。
 で、白いマスキングテープにして、鉛筆もBにしてやっと見えるように。
 続いて買ってきたのが、これ。  オニメナットEタイプM6用。  これは20mmだけど、規格では13mmも有るはずなんですがホームセンターには置いてなかった。  この辺が通販とは違うところだなぁ。  下穴あけて、巨大な木ねじを埋め込むような仕組み。  ただただ、叩き込むだけのタイプも有りますが、こっちの方が引っ張りに対して強いので。これは13mm有ったけどなぁ。
 取り付け前だとこんな感じですねぇ。  ボルトのネジ部が20mmまで入り込むので横からの強度にも強くなります。  ただし、首下を60mmにしたらの話ですが。
 で、ですねぇ、最初のオニメナットを使わなかった理由が、このボードの仕上げがとっても綺麗なんです。  裏の作業も丁寧で、綺麗に仕上がっています、最初の奴にするとこの表皮をめくらないといけないんですが、こんなに綺麗に戻す自信が全くない。いつもやっつけ仕事だから(^^;)。  この裏の処理だって、薄いスポンジ入れてから裏地貼ってあるんです、こんなこととてもやれない、てかやりたくない。  穴をあけた所だけタッカーで止めましたけど、この針の向きだけ見ても差が、、、(^^;)。
 このお店は、浜松市のWINGSさんです。ヤフオクに出店されてます。1円スタートがねらい目。  このベッドキットに関しては、こちらの記事の★その6)リアベッドキットの取り付けを見て下さい。  まずは4mmで下穴開けていきます。  厚さが25mmなので、20mmの所にテープをぐるぐる巻きにしてあります。  ちょっとでも掘りすぎると表皮が破れちゃうのであくまでも慎重に。
 4mm、6mm、9mmと、少しずつ広げていきます。  表皮張り直しなんて絶対やりたくないので、あくまでも慎重に。  いつものやっつけ仕事は絶対できません。
 無事、深さ20mmチョイであけ終わりました。  貫通はしていないのでセーフです。  これねぇ、精神衛生上非常によくない!。  かと言ってパイプとかの冶具を作る気も無い。
 6mmの6角レンチで真っすぐねじ込んでいきます。  下穴9mmにしたので入りは良いのだけど、強度的には最低値の8.7mmの方が良いかなぁ。
 ピッタリ収まりましたよ。
 表面上完成です。  が、、、  ネジが5mmぐらいしかかかって無いので、早急に首下60mmのボルトを探してきます。
 反対側も同じですねぇ。  取りあえずこれで、なだれは起きなくなりました。  めでたし、めでたし
 いやぁ〜〜、細かく写真撮るといつもの倍の時間掛かるしすっごく長くなるなぁ、、、(^^;)。 Amazonって、値段無茶苦茶だなぁ。 【追記】  Amazonに首下50mm有ったけど、この価格は、、、1個に1つの送料ってこと?この送料無料って何?。

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