ライダーの思いつき

元ブログの調子が悪いのでしばらくはコピーブログとなります。

ゴミの持ち帰りについて

 以前、こちらに書いたものを独立記事とします。  勿論、キャンプ場がゴミの持ち帰りをうたっている以上、ルールには従います、しかし、そこからゴミが無くなればよいと言う安直なキャンプ場の考え方に、一言言いたくて書かせていただきます。  宮城県の「松島町野外活動センター」は、希望者には燃えるゴミ、燃えないゴミ、それぞれで1枚315円ずつでゴミ袋を売ってます、持ち帰る人からはお金を取らない、処分して欲しい人には1袋315円の手数料を取って処分する、そう言うキャンプ場もありました。  青森県の「金木町オートキャンプ場」は、ゴミの分類を指定し、ゴミ箱が用意されています。看板には「ゴミの持ち帰りの協力」が書かれていました。上のリンクの和歌山望楼の芝キャンプ場も同じ。  最近、合い言葉のように「ゴミの持ち帰り」を唱うキャンプ場が増えてきました、無料や激安のキャンプ場は清掃費用など捻出が出来ないので当然と思います、離島や車の入れないような地域的にゴミ処理が難しい場所も確かにあるでしょう。  しかし、1泊5,000円以上もする高規格キャンプ場が、電源サイトがあるのにゴミ処理施設も持たないのには驚かされます。  それを踏まえて、ひとこと  日本は、今だキャンプ後進国であると思います、キャンプ場がゴミを持ち帰れと言うのは、あまりに物を知らない頭の悪い考えだと思います。  ゴミの持ち帰りというのは、自然を汚さないと言うのが大前提、山や原野を切り開き、団地のようなキャン場を作っておいてゴミは持ち帰りましょうと言うのはちゃんちゃらおかしい。  ゴミというのは、物を買ったときには出来ない、物を食べたり使ったりして初めて出来る、ゴミ処理というのはその物を食べたり使ったりした所で処分できるのが当たり前、そう思って欲しい。そのゴミの処分料はゴミを作った人が持つべきでもある、この辺大事です「消費者負担」です。  キャンプ先進国は、長期キャラバンが当たり前です、大量に物を仕入れて消費のたびにゴミの持ち帰りなんて出来ないんです。日本のように1泊2日が当たり前、長期で4日か5日の様な短期だから思いつくことなんでしょう。  そんな国のキャンプ場は、ゴミ処理どころか、長期キャラバンに必要な施設、大型キャンピングカーの排水(ブラック・グレー)処理施設、ランドリー、プロ並みの厨房施設等などが揃っていたりします。  如何に旅を快適にするか、そう言うことが前提にあります。  で、バイクや自転車のツアラーが、ゴミを持って日本一周している、日に日に大きくなるゴミ袋を背負わなければいけない、それが快適なキャンプでしょうか?。  ゴミの持ち帰り運動とはそう言うキャンプをしようと言う運動です。 ゴミは必要なら処理費用を負担しても、その場で処理できるのが本当のあるべき姿です。  たかが地べた借りるのに高額な料金を取るキャンプ場は、環境破壊の開発費のペイのためで、環境なんか考えていないと思う。それなのにゴミの持ち帰りまで言うのはその費用も持ちたくないと思われてもしょうがない。お、ちょっと過激になってきたなぁ、ごめんなさいm(_ _)m。  (キャンプ場運営は事業であり、その事業で発生したゴミは事業者の責任で処分すべきである)  それと一番大事なのが、ゴミが出来るのを減らす努力です。  と言うことで、高速道路のサービスエリアの「ゴミの持ち込み待ったぁ」運動も同じ。家からゴミ袋を持ち込んでの、不法投棄は論外ですが、サービスエリアで食べた家からの弁当の包みなど是非許容して欲しい物です、前のサービスエリアで買った珈琲の空き缶とか、そこで買った物だけのゴミというのは結構無い物です、殆どが持ち込みゴミなんですよね。  でも、1泊の車でのキャンプの場合は、ゴミ箱があっても持ち帰っていますので。念のため。 また書き込もうって、励みになります。 すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。 人気ブログランキングへ