ライダーの思いつき

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加水分解

 親父ソロオフで使った、カペルDX3です。  ファミリーキャンプ時代、大型テントを毎回建てるのが嫌になって、冬用に小型の3人用を買ったのがこれです。  かれこれ、12年ほどになるでしょうか。  予報では午後にはいると雨が降りそうだったので、最終日は朝早くから撤収作業で、フライの結露を乾かさずに濡れたままトランクに突っ込んで帰ってきました。  12時頃家について、空を見るとまだ雨が降らないので乾かす為に庭に張りました。  するとどう言うことでしょう、張り終わった瞬間からです、、、、、、(^^;)。  まぁしょうが無いから、明日晴れてから片づけようと言うことになり1日放置。  翌日  雨が上がったのでよく乾くように、フライを上げてポールを立てたら、、、、、。  なんということでしょう!  インナーが、えらく濡れているじゃないですか!、雨漏りしてる、、、、、。  どうなっているかと思って、内側を見るとシームテープが劣化して剥がれかけています。  あぁ〜あ  しかたがないので、テープの貼り直しをしようと思って、現状のテープをアイロンで軽く押さえてみた。  テープは再生できないタイプ(タープの補修の記事参照)で、ドロッと溶けてしまいました。  おまけに、ここから大事、フライ自体も内側の防水用ポリウレタン(PU)コーティングもベタっとしてます。  う〜〜〜〜ん、、、、、、、  実はテントの表面を水玉が踊るように流れ落ちるのは、防水剤のせいでは無くって、撥水剤が掛かっているからです。  撥水剤は、はじいているだけで雨が降り続ければ効果が無くなり、雨は布に染み込みます。  防水剤は生地の裏にコーティングされたポリウレタンとかPVCなどで耐水圧はこれらの防水の能力になると思います。  加水分解とはポリウレタンによく見られる湿気や日光、排気ガスなど経年変化による、溶け出しとかひび割れなどを言うようです。詳しくは、こちら。  (長持ちさせるには、結露したり雨に濡れたらすぐに乾かすことや家に帰ってからしっかりフライを乾燥させること、UVカット素材を選ぶことぐらいかなぁ?)  この加水分解は、直す方法がないようで、無理をすればその上から防水剤をコーティングすればしばらく使えるようですが、ベタベタは直りません。  と言うわけで、フライは廃棄となりました。全面ですからねぇ、、、、、、。  幸い、インナーはボトムも加水分解が始まっていないようなので、テントinテントやシェルター内に使おうかと思い取ってあります。  思い返せば、ファミリーキャンプをしなくなってから殆ど使っていなかったテントです。  そんなわけで、テントも使わずにとって置いてもこんな具合に使えなくなりますので、こまめに使っていきましょう。 もし、加水分解じゃなく防水剤が擦り切れちゃったら、こんなのが評判良いようです。  WHITE BEAR/ホワイトベア テント用強力防水液 No.32-B
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