ハイエースバン サマータイヤからスタッドレスタイヤへ2018
先日のムーヴに続いて、ハイエースバンも先日手組みしましたスタッドレスに交換しました。
ハイエースバンはこれが初めての作業ですので、備忘録も兼ねてさらに細かくメモ的な記事に成ります。
細かすぎると言わないでね、細かく記録しておかないと忘れちゃうので、、、(^^;)。
この時期にスタッドレスにする理由は先日のムーヴの記事に書きましたので割愛します。
ムーヴはジャッキスタンドに載せてから作業しましたが、ハイエースバンはそうは行きません。
ムーヴは4m以内ですが、ハイエースはそれより1m30cmぐらい長い4m70cmです。
そうです、駐車場の奥行きが無く、車体が長すぎて一度の作業では出来ないのです。
ハイエースバンを停める為、棚の位置を変え、キャンプ用の薪の位置も変え、テトリスの様に駐車場を使っているので、前後左右に余裕が無いのです。
左右に作業場所を確保したうえで出来るだけ後ろに下げてから、フロント側をジャッキアップします。
それでもムーヴが居ないだけでも楽です。
ジャッキスタンドも大きいのが欲しいなぁ。耐荷重的には良いんだけど、足がもっと広い方が安定するからなぁ。 後を薪にギリギリまで近づけているので、フロントを上げ過ぎると怖いのでタイヤが浮いたところでやめましょう。 ジャッキアップポイントは、取扱説明書に詳しく書かれているのでよく読んでから作業しましょうね。 それ以外にかけるといとも簡単に曲がっちゃったりしますから。
ジャッキポイントは、フロントサスペンション クロスメンバの凸凹が有る所ですねぇ。 その後ろは弱そうなのでかけない方が良さそうです。 奥行きがわかりにくいので、横からも確認しないとね。
フロントのスタンドに載せる場所なんですが、、、 赤丸が車載ジャッキのセット位置なんですが、スタンドの台座をセットするには狭いんですよねぇ。 その外側に比較的丈夫そうな鉄板で出来た場所が有るのでそこにしました。 ラバーに隠れてわかり辛いので、反対側を写真に撮りました。
ここなら良さそうです。 フレームも見たのですが、ボルトやメンバーが邪魔だったり配管が邪魔だったり、、、 取扱説明書も、ジャッキの降下による危険防止のスタンドのかける位置ぐらい書いてくれれば良いのになぁ。 ちょっと心配だったので、ドカッと載せないでガレージジャッキでも少し支えています。
TOYOTAに問い合わせたところ、ジャッキスタンド(リジットラック)の位置の指定は左図の通りです。 追記で各高さを大体ですが書いておきました。 うちのガレージジャッキは410mmまで上がりますから。 前は、リジットラックの高さで、400mmちょい 後は、リジットラックの高さで、420mmちょい までは上げる事が出来そうです。 (斜めなので多少誤差は出ます) フロントは合っていましたね。 リアは、「車載ジャッキはかけないで、壊れるかも」と書かれた場所でした。 ジャッキはダメだけどリジットラックには良いと言う事らしい。 上に押し上げる力が、斜めにかかったりピンポイントにかかってはいけないって事かなぁ。
あ、次回の為のシール貼り忘れていた、これは4輪とも先に貼っておいた方が良いですねぇ。
トヨタの純正アルミホイール用のナットは特殊な格好しています、そのままでは汎用品のホイールには使えないので買ってきました。 すると、20個入りしかなくて、仕方なくロックナットの4個セットも買う事に。
なんか見たことも無い変な形していますねぇ。 ムーヴの4倍もするタイヤなので、安心のためにも必要かなぁ。
今度は後ろの交換しますので、敷地から飛び出さない程度に前に出します。 FRはフロントがフリーなのでちゃんとタイヤ止めが必要ですねぇ。 乗用車用だからちっさいですねぇ、トラック用のを買わないとなぁ。
この資料では、 ◆上げる時は地面に接地しているタイヤの外側にタイヤ止め。 ◆作業中はタイヤの前後にタイヤ止め。 ◆下げる時にはタイヤの内側にタイヤ止めとなっています。 フロアの平滑が悪い時など、ガレージジャッキ自体が前後出来無い場合は、接地側のタイヤが動くように指示されている様です。
上げる時も降ろす時も、周りに注意しましょう。 天井も後は梁が下がって来ており、高さ制限が有るのであまり思いっきり上げられないのでねぇ。 勿論、降ろす時も、下に何もないのを確認しましょう。 あっ、スペアタイヤ、、、、見なかったことにしよう(^^;)。 でも、スタッドレスがパンクしたら困るなぁ。パンク修理道具は入っているけどねぇ。
後はリヤアクスル ハウジング(ホーシング)にジャッキスタンドをかけます。 リーフスプリングの下でも良さそうなんですが、これ以上上げにくいので。
ここには車載ジャッキはかけないでと書かれています。 取扱説明書にも壊れるかもと書かれています。 でも、ジャッキスタンド(リジットラック)はここにかけるようにとの事でした。 下から真っすぐの力は良いけど、車載ジャッキは多少なりとも斜めに力が掛かると外れるって事かなぁ?。
こちらは、車載ジャッキをかける場所。 赤矢印が指定。 黄色矢印は、床の具合など赤色にかけられない場合のみの指定位置。
ハイエースバンの締め付けトルクは、100N・mが指定です。 ムーヴの時にも書きましたが、カーショップなどで「見てて下さい!」と言って、派手なアクションでカン!カン!と2回鳴らして締め付けをアピールするのは、「規定トルク以上で締まってますでしょ?」のアピールです。締め過ぎじゃないとは言っていない訳です。 通常エアインパクトレンチは0.6MPa近辺で能力が出るように作られていますが、整備工場はそれより高い空気圧で運用される場合が多いです。工場によっては2段圧縮のエアコンプレッサーで1MPaを大きく超えた空気圧の所も有ります。
私が使っている、エアインパクトレンチは、使用空気圧力:0.62MPaで最大締付トルク(N・m)右回転:510の力が出ます。 指定トルクの5倍ですよ、これには内径10mm以上のホースを使用と言う条件が有って、一般の工場は内径6.0〜6.5mmを使用している場合が多いのでここまでは出ないと思います。私も、内径11mmのホースは持って居ますが、取り回しが面倒なので、内径8.5mmを使用しています。切替レバーは3段階で、フルパワーと約1/4、約1/8って感じです。 ホイルナットを外す時はフルパワーですが、締める時は最弱で使っています、大体50~70N・mぐらいかなぁ?。 多くのショップは緩んだら大変なので多少オーバートルクで締めています、ムーヴの所でも書きましたが、1〜2割程度なら目に見えて不都合はないと思います、ひょっとすると廃車迄なんの問題なく過ぎていくと思います。 しかし、緩い場合は、日々の始業点検で緩みが見つかると思いますが、締め過ぎはまず見つからないでしょう。 締め過ぎって結構怖いんです。細かいようですが、トルクレンチは締め過ぎないためにも必要なんですね。 出来るなら、エアインパクトでは本締めしないで、トルクレンチで指定締め付けトルクで締めてから、再度締め付け確認としてトルクレンチでアピールしてもらえるとユーザーとしては嬉しい所です。 話はちょっと逸れますが、、、 バイクや車をいじった事のある人はわかると思いますが、M6のボルト(6角対辺10mm)などは、何度か締め過ぎてねじ切った経験があるんじゃないでしょうか?。私も高校時代に自分のバイクをいじっていて、このサイズのネジを「緩んだら大変!」としっかり締めあげて、何度もいじっている内、ある日突然、、、ポロっと折れる。折れた時は「何にも強く締めてないのにぃ」と驚いた経験が有ります。 って事で、緩むときは外れる前にガタガタと振動して危うい所で気づく可能性も有るけど、折れるとねぇ、ちょっと大変ですよ、マジで。 話を戻しますが、上にも書いたように、「2度締めがダメ」と言っているのではないです、意味が分かってやっているのか?って事が大事なんですねぇ。責任逃れのアピールの為だけならやめて欲しいって事です。 大体の締め付けトルクには「許容範囲」が有ります。ハイエースバンのオイルエレメントのキャップは±20%が認められています。ハイゼットカーゴのアルミ製オイルパンのドレンボルトは29.5±5.9N・m(23.6〜35.4)と上下20%近い範囲に成ります。 その範囲内なら、2度締めによる締め過ぎも許容範囲内って事です、ただムーヴの時に書いたカーショップのお兄ちゃんはものすごいアクションでしたし、ナット1個に2回連続でしたから、わかってやって無いなぁって感じだったて事ですねぇ。 逆にYOUTUBEなどの動画に何でもかんでもトルクレンチは「2度締めは問題外!」とかコメントしている人も、良く分かって無いんじゃないかと思われます。均等に締め付けなければならないハブナットは、1度目は順序に合わせて締め、2度目は確認の為にも同じように順序良く締め直すのが理想ですね。 最近の取扱説明書には、ハブナットの締め付け順序も書かれているんですねぇ、トルクレンチメーカーの資料には適正な締め付けの為に、1度目は50%のトルクで締め、2度目で100%のトルクで締め付けて下さいとも書かれています。(こちらのサイトの技術資料>2.ねじ締付け>2-6.軸力安定の締付け(締付け手順)を参照ください。) で、最後に締め付け確認をすれば完璧ですねぇ。まぁ、こんなことは趣味でやる人間しかしないかも知れませんが。 ちなみに、スペアタイヤのブラケットの締め付けトルクまで書かれてますねぇ、さすが世界を走るハイエースですねぇ、詳しく書かれていて好感が持てます。 買ってきたナットですが、これは、90〜120N・mで締め付けとなっています。 これは、取扱説明書と同じ100N・mで締めておきました。 また最初の内は100km走ったら確認するよう書かれています。
ロックナットは、110〜120N・mが指定されています。 これは、、、110N・mで締めました。 こちらも、忘れないように100kmで点検しましょう。 それとどちらも同じなんですが、ねじの締め付けは手で締め付け、ネジ山に対してスムーズに締まって行くか?などを確認した方が良いのですが、そこはサボって、ひと山ふた山の取り付けまで手でやって後はインパクトで軽く締めています(^^;)。 間違ってもインパクトレンチのソケットにナットを突っ込んで、そのまま締めるのはダメですよ。 ちょっとでも斜めになっているとネジが噛み込んじゃいますから。
エアチェックですが、安物空気入れでフロント325kPaリア300kPaにしたつもりが、随分と誤差が出ました。 ムーヴの時はそこそこ合っていたんですけどねぇ。まぁ、レースでもやる訳じゃないと言えばそうなんですが、気持ちの問題で一応合わせ直しました(^^;)。 せめてもう少し見やすいゲージの空気入れが欲しいなぁ。 取りあえず完成です。 黒とシルバーも足回りが締まって見えて良いのですが、単色のスポークホイールも似合っていますねぇ。
ちなみに、、、このナチュラムで買ったトルクレンチ(当時3千円強)ですが、東日のトルクレンチと締め付け具合を比べてみたら、ほぼほぼ同じ結果に成りました。東日のトルクレンチは~40N・mまでで、このトルクレンチは28~210N・mですから、重なる部分だけですが、30,35,40N・mでテストしてみました。 最初東日で締めて、それをこのトルクレンチでチェック。ほとんど角度が変わらずにシグナルが出ました。 次に、このトルクレンチで締めて、それを東日のトルクレンチでチェック、これも結果は同じです。 10万回保証の東日はまだ2百回も締めていませんから、まぁ基準の性能は保持していると仮定しての話ですけどねぇ。 安価なトルクレンチもそこそこ精度は出ているようです。まぁ正確には、校正に出し検査票なり、トレーサビリティでも添付してもらえば良いのでしょうけどねぇ、そこまでは素人は出来ませんねぇ。
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ジャッキスタンドも大きいのが欲しいなぁ。耐荷重的には良いんだけど、足がもっと広い方が安定するからなぁ。 後を薪にギリギリまで近づけているので、フロントを上げ過ぎると怖いのでタイヤが浮いたところでやめましょう。 ジャッキアップポイントは、取扱説明書に詳しく書かれているのでよく読んでから作業しましょうね。 それ以外にかけるといとも簡単に曲がっちゃったりしますから。
ジャッキポイントは、フロントサスペンション クロスメンバの凸凹が有る所ですねぇ。 その後ろは弱そうなのでかけない方が良さそうです。 奥行きがわかりにくいので、横からも確認しないとね。
フロントのスタンドに載せる場所なんですが、、、 赤丸が車載ジャッキのセット位置なんですが、スタンドの台座をセットするには狭いんですよねぇ。 その外側に比較的丈夫そうな鉄板で出来た場所が有るのでそこにしました。 ラバーに隠れてわかり辛いので、反対側を写真に撮りました。
ここなら良さそうです。 フレームも見たのですが、ボルトやメンバーが邪魔だったり配管が邪魔だったり、、、 取扱説明書も、ジャッキの降下による危険防止のスタンドのかける位置ぐらい書いてくれれば良いのになぁ。 ちょっと心配だったので、ドカッと載せないでガレージジャッキでも少し支えています。
TOYOTAに問い合わせたところ、ジャッキスタンド(リジットラック)の位置の指定は左図の通りです。 追記で各高さを大体ですが書いておきました。 うちのガレージジャッキは410mmまで上がりますから。 前は、リジットラックの高さで、400mmちょい 後は、リジットラックの高さで、420mmちょい までは上げる事が出来そうです。 (斜めなので多少誤差は出ます) フロントは合っていましたね。 リアは、「車載ジャッキはかけないで、壊れるかも」と書かれた場所でした。 ジャッキはダメだけどリジットラックには良いと言う事らしい。 上に押し上げる力が、斜めにかかったりピンポイントにかかってはいけないって事かなぁ。
あ、次回の為のシール貼り忘れていた、これは4輪とも先に貼っておいた方が良いですねぇ。
トヨタの純正アルミホイール用のナットは特殊な格好しています、そのままでは汎用品のホイールには使えないので買ってきました。 すると、20個入りしかなくて、仕方なくロックナットの4個セットも買う事に。
なんか見たことも無い変な形していますねぇ。 ムーヴの4倍もするタイヤなので、安心のためにも必要かなぁ。
今度は後ろの交換しますので、敷地から飛び出さない程度に前に出します。 FRはフロントがフリーなのでちゃんとタイヤ止めが必要ですねぇ。 乗用車用だからちっさいですねぇ、トラック用のを買わないとなぁ。
この資料では、 ◆上げる時は地面に接地しているタイヤの外側にタイヤ止め。 ◆作業中はタイヤの前後にタイヤ止め。 ◆下げる時にはタイヤの内側にタイヤ止めとなっています。 フロアの平滑が悪い時など、ガレージジャッキ自体が前後出来無い場合は、接地側のタイヤが動くように指示されている様です。
上げる時も降ろす時も、周りに注意しましょう。 天井も後は梁が下がって来ており、高さ制限が有るのであまり思いっきり上げられないのでねぇ。 勿論、降ろす時も、下に何もないのを確認しましょう。 あっ、スペアタイヤ、、、、見なかったことにしよう(^^;)。 でも、スタッドレスがパンクしたら困るなぁ。パンク修理道具は入っているけどねぇ。
後はリヤアクスル ハウジング(ホーシング)にジャッキスタンドをかけます。 リーフスプリングの下でも良さそうなんですが、これ以上上げにくいので。
ここには車載ジャッキはかけないでと書かれています。 取扱説明書にも壊れるかもと書かれています。 でも、ジャッキスタンド(リジットラック)はここにかけるようにとの事でした。 下から真っすぐの力は良いけど、車載ジャッキは多少なりとも斜めに力が掛かると外れるって事かなぁ?。
こちらは、車載ジャッキをかける場所。 赤矢印が指定。 黄色矢印は、床の具合など赤色にかけられない場合のみの指定位置。
ハイエースバンの締め付けトルクは、100N・mが指定です。 ムーヴの時にも書きましたが、カーショップなどで「見てて下さい!」と言って、派手なアクションでカン!カン!と2回鳴らして締め付けをアピールするのは、「規定トルク以上で締まってますでしょ?」のアピールです。締め過ぎじゃないとは言っていない訳です。 通常エアインパクトレンチは0.6MPa近辺で能力が出るように作られていますが、整備工場はそれより高い空気圧で運用される場合が多いです。工場によっては2段圧縮のエアコンプレッサーで1MPaを大きく超えた空気圧の所も有ります。
私が使っている、エアインパクトレンチは、使用空気圧力:0.62MPaで最大締付トルク(N・m)右回転:510の力が出ます。 指定トルクの5倍ですよ、これには内径10mm以上のホースを使用と言う条件が有って、一般の工場は内径6.0〜6.5mmを使用している場合が多いのでここまでは出ないと思います。私も、内径11mmのホースは持って居ますが、取り回しが面倒なので、内径8.5mmを使用しています。切替レバーは3段階で、フルパワーと約1/4、約1/8って感じです。 ホイルナットを外す時はフルパワーですが、締める時は最弱で使っています、大体50~70N・mぐらいかなぁ?。 多くのショップは緩んだら大変なので多少オーバートルクで締めています、ムーヴの所でも書きましたが、1〜2割程度なら目に見えて不都合はないと思います、ひょっとすると廃車迄なんの問題なく過ぎていくと思います。 しかし、緩い場合は、日々の始業点検で緩みが見つかると思いますが、締め過ぎはまず見つからないでしょう。 締め過ぎって結構怖いんです。細かいようですが、トルクレンチは締め過ぎないためにも必要なんですね。 出来るなら、エアインパクトでは本締めしないで、トルクレンチで指定締め付けトルクで締めてから、再度締め付け確認としてトルクレンチでアピールしてもらえるとユーザーとしては嬉しい所です。 話はちょっと逸れますが、、、 バイクや車をいじった事のある人はわかると思いますが、M6のボルト(6角対辺10mm)などは、何度か締め過ぎてねじ切った経験があるんじゃないでしょうか?。私も高校時代に自分のバイクをいじっていて、このサイズのネジを「緩んだら大変!」としっかり締めあげて、何度もいじっている内、ある日突然、、、ポロっと折れる。折れた時は「何にも強く締めてないのにぃ」と驚いた経験が有ります。 って事で、緩むときは外れる前にガタガタと振動して危うい所で気づく可能性も有るけど、折れるとねぇ、ちょっと大変ですよ、マジで。 話を戻しますが、上にも書いたように、「2度締めがダメ」と言っているのではないです、意味が分かってやっているのか?って事が大事なんですねぇ。責任逃れのアピールの為だけならやめて欲しいって事です。 大体の締め付けトルクには「許容範囲」が有ります。ハイエースバンのオイルエレメントのキャップは±20%が認められています。ハイゼットカーゴのアルミ製オイルパンのドレンボルトは29.5±5.9N・m(23.6〜35.4)と上下20%近い範囲に成ります。 その範囲内なら、2度締めによる締め過ぎも許容範囲内って事です、ただムーヴの時に書いたカーショップのお兄ちゃんはものすごいアクションでしたし、ナット1個に2回連続でしたから、わかってやって無いなぁって感じだったて事ですねぇ。 逆にYOUTUBEなどの動画に何でもかんでもトルクレンチは「2度締めは問題外!」とかコメントしている人も、良く分かって無いんじゃないかと思われます。均等に締め付けなければならないハブナットは、1度目は順序に合わせて締め、2度目は確認の為にも同じように順序良く締め直すのが理想ですね。 最近の取扱説明書には、ハブナットの締め付け順序も書かれているんですねぇ、トルクレンチメーカーの資料には適正な締め付けの為に、1度目は50%のトルクで締め、2度目で100%のトルクで締め付けて下さいとも書かれています。(こちらのサイトの技術資料>2.ねじ締付け>2-6.軸力安定の締付け(締付け手順)を参照ください。) で、最後に締め付け確認をすれば完璧ですねぇ。まぁ、こんなことは趣味でやる人間しかしないかも知れませんが。 ちなみに、スペアタイヤのブラケットの締め付けトルクまで書かれてますねぇ、さすが世界を走るハイエースですねぇ、詳しく書かれていて好感が持てます。 買ってきたナットですが、これは、90〜120N・mで締め付けとなっています。 これは、取扱説明書と同じ100N・mで締めておきました。 また最初の内は100km走ったら確認するよう書かれています。
ロックナットは、110〜120N・mが指定されています。 これは、、、110N・mで締めました。 こちらも、忘れないように100kmで点検しましょう。 それとどちらも同じなんですが、ねじの締め付けは手で締め付け、ネジ山に対してスムーズに締まって行くか?などを確認した方が良いのですが、そこはサボって、ひと山ふた山の取り付けまで手でやって後はインパクトで軽く締めています(^^;)。 間違ってもインパクトレンチのソケットにナットを突っ込んで、そのまま締めるのはダメですよ。 ちょっとでも斜めになっているとネジが噛み込んじゃいますから。
エアチェックですが、安物空気入れでフロント325kPaリア300kPaにしたつもりが、随分と誤差が出ました。 ムーヴの時はそこそこ合っていたんですけどねぇ。まぁ、レースでもやる訳じゃないと言えばそうなんですが、気持ちの問題で一応合わせ直しました(^^;)。 せめてもう少し見やすいゲージの空気入れが欲しいなぁ。 取りあえず完成です。 黒とシルバーも足回りが締まって見えて良いのですが、単色のスポークホイールも似合っていますねぇ。
ちなみに、、、このナチュラムで買ったトルクレンチ(当時3千円強)ですが、東日のトルクレンチと締め付け具合を比べてみたら、ほぼほぼ同じ結果に成りました。東日のトルクレンチは~40N・mまでで、このトルクレンチは28~210N・mですから、重なる部分だけですが、30,35,40N・mでテストしてみました。 最初東日で締めて、それをこのトルクレンチでチェック。ほとんど角度が変わらずにシグナルが出ました。 次に、このトルクレンチで締めて、それを東日のトルクレンチでチェック、これも結果は同じです。 10万回保証の東日はまだ2百回も締めていませんから、まぁ基準の性能は保持していると仮定しての話ですけどねぇ。 安価なトルクレンチもそこそこ精度は出ているようです。まぁ正確には、校正に出し検査票なり、トレーサビリティでも添付してもらえば良いのでしょうけどねぇ、そこまでは素人は出来ませんねぇ。
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