風呂用換気扇の交換
久しぶりの電気工事ネタですが、、、ちょうど去年の今頃は必死に第一種電気工事士の技能試験の練習中でしたねぇ。
嫁はんから、「なんか風呂場が電気臭いんだけど」と、、、、なるほど、、、ちょっと匂うなぁ。
まぁねぇ、漏電でもしていれば漏電遮断器が落ちるだろうし、丁度風呂用換気扇を回していたのでそれかなぁと思い匂いを嗅いでみるけどモーターが焼けた訳でもなさそうです。
洗濯機の置いてある脱衣所の換気扇も見たけど異常なし。
洗濯機も乾燥機も異常なし、、、はて?。
ついでなので換気扇は季節外れの大掃除。
そうしたら、風呂用換気扇がパリッと割れた、、、(^^;)。
30年ものなので、もろくなっていたんですねぇ。
試しにテッシュペーパーをフワッとかぶせてやっても、吸い付かないほど排気能力が落ちてました。
てことで新品に交換します。器具だけの交換なら、資格のいる電気工事でも無いし、、、。
でも進めて行ったら、資格のいる作業にぶち当たりましたけどねぇ。
型番はと見ると、FV-10BHですねぇ。 早速「Panasonic 換気送風機器 品番置き換え検索」を試してみるも、ヒットしない。 古すぎなんだろうなぁ。 もっとも水道機器のTOTOは30年前の資料も有りましたけどねぇ。 仕方が無いので、これの寸法を測って取り付けられそうなものを見つけましょう。
綺麗にした後なので、そんなでも無いですが、30年分の汚れはしっかり有りましたよ。 ネジ穴の寸法をキッチリ図りました。
シロッコファンですねぇ、シロッコファンの方が排出効率は良いと聞いたのですが、弱弱しい風しか出ない感じでした。 やっぱり壊れてたんでしょうねぇ。
裏側のシャッターも腐食が進んでますねぇ。 換気用のレバーも割れました、、、(^^;)。
開口部の木枠の寸法もしっかり測り、記録します。 ここまでやって元に戻して製品を探します。 それにしても木枠も30年分ぼろくなってます、、、、。
で、、、なんだかんだと探して見つけたのがこれ。 FY-13U2 パナソニック 換気扇 標準換気扇 浴室用 ここの施工説明書を見ると寸法が出ていますから、これで合わせます。 木枠寸法も載っているので、これと現物の木枠と照らし合わせても良いですね。 取り付け寸法もOKなんですが、なんと、ネジ穴の寸法が全く一緒です。 今回は早く見つかりましたねぇ。 先日、ヤフオクでハイエースバンのタイヤを買う時に当たったTポイントが有ったので、今回はタダで手に入りました。 まずは古い方の撤去ですが、フードの穴にケーブルが通されているのでこのままでは抜けません。 プラグを外そうとするとさびが凄くてネジが回りません。
スーパーCRCをかけて中に入ります。 ちょっと置いとかないとねぇ、30年分だし、、、。
ちなみにこれ、赤丸の所。 温度ヒューズです。 銅板がハンダでくっつけて有るようなやつ。 72℃で外れて、シャッターが閉じるように出来てます。 火事の時、延焼を防ぐために有るそうです。 脱衣所の換気扇のが触ったら外れちゃったのでこちらも新しくしました。
新しい換気扇にこんなアルミのプレートが入っていますが、フードが付いているので使いません。
そうこうしている内にネジが緩みました。 30年分のサビでも使えるんですねぇ凄いなぁ。 これで、撤去完了です。
新しい方ですが、、、 プロペラの形が随分と斬新と言うか、変わってますよねぇ?。 スクリューとかプロペラって形で随分変わるそうですから期待しましょう。
シャッターが大きくなっています。 このシャッター写真のようにひっくり返すと開くように重りが付けて有ります。 プロペラの風圧だけで自然に開くようになっているようです。
計ったようにぴったりです、、、 計ったんですが(^^;)。 ネジがねぇ、添付のネジだと利かないんですよ。
既存のネジと比べると細くて短い、、、 そりゃぁ利かないわ。 既存のものを使う事にします。
取りあえず取り付けは終わりました。 電源を入れ、動作確認。 ホントにプロペラが回りだすと自然にシャッターが開くんですねぇ。
ティッシュペーパーを貼り付けると、、、 三分の一まで下げてもしっかり張り付いてます。 全然流量が違うように感じますねぇ。これで終わったら楽だったんですがねぇ。 でね、なぜ取りあえず完成だったかと言うと、、、、
新しい方のケーブルにアース線が、、、 そりゃぁ、モーターだし、湿気どころか水浸しになる風呂だし、そんな場所だからコンセントも屋外に持って来ているわけだし、、、。 それに、風呂入る時は水にぬれた裸だし、電流よく流れるよなぁ。 普通に考えても、アース要るよなぁ、でも屋外コンセントはアース付きじゃなかったし、、、。 30年前はアース無しでも通用したの?。
新築の設計図面見ても、屋外用(ウェザープルーフ)としか指定がない。 一応、一級建築士の図面なんですが、、、、。 やっぱ当時は、これでOKだったの?。
このままじゃぁ、やっぱまずいよなぁ。
ちょっと話を戻して、モーター焼けてないか確認しましたが、、、 匂いもしないし、焦げた後も見られない。 あの匂いは結局どこからなのかいまだにわからない、、、 けれど、あれ以来匂ってこないんですよねぇ???。
バラしたときに見つけたんですが、やっぱりアース線ついてました。 それが根元でぶっつんと切られてました。 設計士がいけないのか、電気工事士がいけないのか、ごまかしですよねぇこれって。
と言う事で、接地線工事です。 これは資格が無いとやってはいけません。 出来たら、ここまで接地線が来ていないか?と開けてみたが、来て無かった。 壁に配線するの面倒なんだよなぁ、風呂の上の天井は少し低いから体は何とか入るんだけどなぁ。
で、工事完了。 終わった終わったと思ったら、また一つ問題が〜。
スイッチ入れても、パイロットランプが点かないんですねぇ。 右側が風呂用換気扇です。 取り換え前はちゃんと点いていたんですが、、、。 これはですねぇ、新しい換気扇のモーターが5Wぐらいなんですねぇ。 通常、パイロット付きスイッチは0.1〜4Aの電流で点灯します。
古い方は、23Wですから100Vとして、0.2Aなので点灯したわけですが、5Wだと0.05Aなので点灯しなかったと言う事です。 なので、0.01A〜0.5Aで動作するスイッチに替えないといけませんねぇ。 この工事も資格が必要です。 オリンピックに向けて、電気工事士を大量生産しないといけないので、今まで年1回だった試験が年2回に成っています。 第二種電気工事士試験はそんなに難しい資格では無いので興味が有ればとって見て下さい。
後日、バイクで買いに行ってきました。 ホームセンターには無かったので、プロショップHODAKAまで足を延ばしました。 なんかこれだけ妙に明るいの、、、変。 例によって、欠陥作業でした。 新築工事なのにスイッチボックス無いし、芯線むき出しだし、電線1本余ってるし、非接地側電線(絶縁被覆の色)のわたり線の色も無茶苦茶だったし、、、。
おまけですが、、、 配線図を見ていて気付いたのですが、電子レンジ用の専用コンセントが、2ETの指示に。 2ETと言うのは、接地ターミナル付き2口コンセントです。 2Eは、接地付3本足プラグ用のコンセント 2EETは、上のに接地ターミナルが付いたものです。
なので、これは2Eです。 今時3本足のプラグが付いた電子レンジって家庭用じゃ見ないですよねぇ?。 この記事の時もそうだけど新築の時の電気工事士さんは何故これを付けたのかなぁ?。
2EETに付け替えました。 おしまい。
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型番はと見ると、FV-10BHですねぇ。 早速「Panasonic 換気送風機器 品番置き換え検索」を試してみるも、ヒットしない。 古すぎなんだろうなぁ。 もっとも水道機器のTOTOは30年前の資料も有りましたけどねぇ。 仕方が無いので、これの寸法を測って取り付けられそうなものを見つけましょう。
綺麗にした後なので、そんなでも無いですが、30年分の汚れはしっかり有りましたよ。 ネジ穴の寸法をキッチリ図りました。
シロッコファンですねぇ、シロッコファンの方が排出効率は良いと聞いたのですが、弱弱しい風しか出ない感じでした。 やっぱり壊れてたんでしょうねぇ。
裏側のシャッターも腐食が進んでますねぇ。 換気用のレバーも割れました、、、(^^;)。
開口部の木枠の寸法もしっかり測り、記録します。 ここまでやって元に戻して製品を探します。 それにしても木枠も30年分ぼろくなってます、、、、。
で、、、なんだかんだと探して見つけたのがこれ。 FY-13U2 パナソニック 換気扇 標準換気扇 浴室用 ここの施工説明書を見ると寸法が出ていますから、これで合わせます。 木枠寸法も載っているので、これと現物の木枠と照らし合わせても良いですね。 取り付け寸法もOKなんですが、なんと、ネジ穴の寸法が全く一緒です。 今回は早く見つかりましたねぇ。 先日、ヤフオクでハイエースバンのタイヤを買う時に当たったTポイントが有ったので、今回はタダで手に入りました。 まずは古い方の撤去ですが、フードの穴にケーブルが通されているのでこのままでは抜けません。 プラグを外そうとするとさびが凄くてネジが回りません。
スーパーCRCをかけて中に入ります。 ちょっと置いとかないとねぇ、30年分だし、、、。
ちなみにこれ、赤丸の所。 温度ヒューズです。 銅板がハンダでくっつけて有るようなやつ。 72℃で外れて、シャッターが閉じるように出来てます。 火事の時、延焼を防ぐために有るそうです。 脱衣所の換気扇のが触ったら外れちゃったのでこちらも新しくしました。
新しい換気扇にこんなアルミのプレートが入っていますが、フードが付いているので使いません。
そうこうしている内にネジが緩みました。 30年分のサビでも使えるんですねぇ凄いなぁ。 これで、撤去完了です。
新しい方ですが、、、 プロペラの形が随分と斬新と言うか、変わってますよねぇ?。 スクリューとかプロペラって形で随分変わるそうですから期待しましょう。
シャッターが大きくなっています。 このシャッター写真のようにひっくり返すと開くように重りが付けて有ります。 プロペラの風圧だけで自然に開くようになっているようです。
計ったようにぴったりです、、、 計ったんですが(^^;)。 ネジがねぇ、添付のネジだと利かないんですよ。
既存のネジと比べると細くて短い、、、 そりゃぁ利かないわ。 既存のものを使う事にします。
取りあえず取り付けは終わりました。 電源を入れ、動作確認。 ホントにプロペラが回りだすと自然にシャッターが開くんですねぇ。
ティッシュペーパーを貼り付けると、、、 三分の一まで下げてもしっかり張り付いてます。 全然流量が違うように感じますねぇ。これで終わったら楽だったんですがねぇ。 でね、なぜ取りあえず完成だったかと言うと、、、、
新しい方のケーブルにアース線が、、、 そりゃぁ、モーターだし、湿気どころか水浸しになる風呂だし、そんな場所だからコンセントも屋外に持って来ているわけだし、、、。 それに、風呂入る時は水にぬれた裸だし、電流よく流れるよなぁ。 普通に考えても、アース要るよなぁ、でも屋外コンセントはアース付きじゃなかったし、、、。 30年前はアース無しでも通用したの?。
新築の設計図面見ても、屋外用(ウェザープルーフ)としか指定がない。 一応、一級建築士の図面なんですが、、、、。 やっぱ当時は、これでOKだったの?。
このままじゃぁ、やっぱまずいよなぁ。
ちょっと話を戻して、モーター焼けてないか確認しましたが、、、 匂いもしないし、焦げた後も見られない。 あの匂いは結局どこからなのかいまだにわからない、、、 けれど、あれ以来匂ってこないんですよねぇ???。
バラしたときに見つけたんですが、やっぱりアース線ついてました。 それが根元でぶっつんと切られてました。 設計士がいけないのか、電気工事士がいけないのか、ごまかしですよねぇこれって。
と言う事で、接地線工事です。 これは資格が無いとやってはいけません。 出来たら、ここまで接地線が来ていないか?と開けてみたが、来て無かった。 壁に配線するの面倒なんだよなぁ、風呂の上の天井は少し低いから体は何とか入るんだけどなぁ。
で、工事完了。 終わった終わったと思ったら、また一つ問題が〜。
スイッチ入れても、パイロットランプが点かないんですねぇ。 右側が風呂用換気扇です。 取り換え前はちゃんと点いていたんですが、、、。 これはですねぇ、新しい換気扇のモーターが5Wぐらいなんですねぇ。 通常、パイロット付きスイッチは0.1〜4Aの電流で点灯します。
古い方は、23Wですから100Vとして、0.2Aなので点灯したわけですが、5Wだと0.05Aなので点灯しなかったと言う事です。 なので、0.01A〜0.5Aで動作するスイッチに替えないといけませんねぇ。 この工事も資格が必要です。 オリンピックに向けて、電気工事士を大量生産しないといけないので、今まで年1回だった試験が年2回に成っています。 第二種電気工事士試験はそんなに難しい資格では無いので興味が有ればとって見て下さい。
後日、バイクで買いに行ってきました。 ホームセンターには無かったので、プロショップHODAKAまで足を延ばしました。 なんかこれだけ妙に明るいの、、、変。 例によって、欠陥作業でした。 新築工事なのにスイッチボックス無いし、芯線むき出しだし、電線1本余ってるし、非接地側電線(絶縁被覆の色)のわたり線の色も無茶苦茶だったし、、、。
おまけですが、、、 配線図を見ていて気付いたのですが、電子レンジ用の専用コンセントが、2ETの指示に。 2ETと言うのは、接地ターミナル付き2口コンセントです。 2Eは、接地付3本足プラグ用のコンセント 2EETは、上のに接地ターミナルが付いたものです。
なので、これは2Eです。 今時3本足のプラグが付いた電子レンジって家庭用じゃ見ないですよねぇ?。 この記事の時もそうだけど新築の時の電気工事士さんは何故これを付けたのかなぁ?。
2EETに付け替えました。 おしまい。
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