ムーヴ 3回目のユーザー車検に向けてその1 ブレーキ回り
先日のスタッドレスへの履き替えと一緒に来年3月の車検に向けてブレーキ回りもいじりました。
例によって、先回の車検にリンクします。
前回のブレーキ回りはこちら
前回のユーザー車検のまとめはこちら
前々回のブレーキ回りはこちら
前々回のユーザー車検のまとめはこちら
以下は今回作業の備忘録。
いちいち写真撮って記録していないと忘れちゃうんですよねぇ、大事なことを(^^;)。
【追記】2020/12/1
現行のムーヴですがブレーキシューのクリアランスのアジャストがカム式からハイエースバンの様なダイヤル式になってます。
先回のリコールの絵に載っていました、リンク先の内容を見ると組み立て時のグリスの塗布不足の様です。コレはクリアランスの自動調整機構なので固着すると補助ブレーキが利かなくなる恐れが有ります。
リンク先に対象車種が乗っていますので、対象の車両に乗っている方はディーラーへ連絡して下さい。
まぁディーラーから連絡(DMなど)来てると思うけど、たまに捨てちゃってたりするから、、、(^^;)。
定期的にリコール情報は見ておいた方が良いですね。
【追記終わり】
キャリパーをぶら下げるのを前はカラビナ使ったんですがやっぱり使い辛かったので、ホームセンターのSカンの売り場で両端の大きさが違うものを見つけて買ってきました。
上が小さい径で下が大きい径です。
モノタロウで調べてみましたが同じものが無い。結構特殊な物なんですねぇ。
これ、生垣の剪定時に脚立に小バケツぶら下げたり、色々な場面で活躍してます。
パッドの残量も全然余裕ですねぇ。
スライドピンの動きもグリスの量も十分、錆もほとんど見られない。
ブレーキパーツクリーナーとブラシで洗浄・清掃後のパッドとリテーナーです。 赤丸の部分にうっすらとグリスアップします。 組付けて右フロントはおしまい。
左フロントのパッドを外したところ。 掃除前だとキャリパー、ピストンの当たり具合が良くわかりますね。 当たっている部分にブレーキ専用のグリスが必要です。
パッドの残量の写真を撮り忘れたので組んでしまってから、、、(^^;)。 充分すぎるぐらい残ってたから大丈夫なんですけどね。
左リアドラムを分解します。 エアでブレーキカスを吹き飛ばします。 走行距離が多い時はホコリが盛大にたつので、マスク必須です。今年はウィルスのせいでマスクに事は欠かないので。 今年から毎日の買い物だけになったので、ホコリは殆ど立たなかった。 ぱっと見も綺麗なものですしねぇ。
ドラム内も綺麗なもの。 とても2年経過しているとは思えないなぁ。
スプリングの向きが有るので写真に撮っておきましょう。 組むときに、アレ?ってならないようにねぇ。 ここではゴムの破れ、ピストンの動きなどを確認します。 フルードの漏れも見ておきましょう。
下側のスプリングも向きが有ります。 アレ?と思った時にはモニターで確認できますから。 シューはハイゼットカーゴが80,000kmで交換(換えるほどじゃなかったんですが)していたのですが、ムーヴはまだ30,000kmも走っていません。 減らないですよねぇ。売る迄変えないと思います。
ブレーキパーツクリーナーで洗浄と脱脂をします。
赤丸の部分がシューの接点と摺動部になります。 ここの摺動部は塗装が剥げてるので当たっている場所が良くわかります。 うっすらとグリスアップしておきます。 反対側もうっすらとね。
クリアランスの調整カムのノッチ数を最初に覚えておいて、追い込みながら調整します。 だいたい自動調整なんですが、前回もそうですが1〜2ノッチ追い込めます。 今回はほとんど減っていないので、前回の6ノッチと同じです。
左リアは固着していたのでM6ボルトで浮かしてから取り外し。 専用工具も有るのですが、よっぽどじゃ無いと使いません、詳しくは前回の記事を見て下さい。
左も綺麗なものです。
洗浄後、元通り組み立てれば終わりです。
続いてブレーキフルードの抜き替えですが、、、 前回もそうですが、変形のリザーバータンクなのでぎりぎりまで吸い出せません。 2年とは思えないぐらい変色してますねぇ。 やはりフルードは2年毎の交換が良いなぁ。 ブレーキオイルとも言いますが、組成はアルコール類ですから大気中の水分を吸うんですよね。水分を吸うと沸点が下がるので早めの交換をお勧めします。
暗くて良く見えないので照明を用意して良く見えるようにしました。 フルード抜きには前にも記事にしましたエアコンプレッサーのエアを使った真空引きタイプのワンマンブリーダーでやってみました。 ブリーダープラグのネジ部からエアーを吸うので、パイプの中に気泡が入って精神衛生上良くないのですが明るくしてじっくり観察するとピストン側にエアの混入は無いようです。 上の記事でも触れましたが、吸出しだけでは遅いのでペダル併用してます。
順次写真を貼って行きますが、リザーバータンク内で新しいフルードと古いフルードが混ざり合いながら薄まって行くので、色の違いがホントわかりにくい。
まだまだ、同じような色にみえる。
変わったかなぁ?。
だいたいココまで減ったら、
この辺まで補充します。 だいたいブレーキペダルを10回ぐらい踏んだ感じです。 溢れないようにしましょう。 ブレーキフルードは塗装が剥げますので、もしこぼした時は水で塗装面を洗い流しておきましょう。
どうやら色が変わったみたいです。 左のリアはマスターポンプから一番遠いので30回ほどペダルを踏んでいます。 フルードが足りなくなると大変なことが起きますので、10回ごと補充しながらの作業です。 4輪ともやったらおしまい。 フルードは500mlを2本買いましたが、1本ちょっと使いました。
【追記】2020/11/24 書き忘れましたが、ムーヴはABSがついています。 IGNをONにするとユニットが動きますので、フルード交換の場合は必ずOFFを確認してください。 ラジオなど聞きながらと思ってオンにすると面倒なことになりますから。 ABSユニットのフルードもやろうとすると、ダイアグに診断機を繋いで回路を開いての作業になりますから、素人整備の域を出ます。 詳しく知りたい方は「ABS付 ブレーキフルード交換」でググって下さい。 それから、プリウスやアクアの様なハイブリッド車はブレーキペダルが直接マスターポンプを押しません。 電気的に繋がっているだけなので、裏技で電気ポンプとペダルを電気的につなげてやるか、ダイアグに繋いでフルード交換モードにして作業になりますから、これも素人整備の域を出ます。 詳しくは森本モータースさんのこちらの動画が参考になります。 段々と素人が出来る作業が減ってきましたねぇ。 それと、私を含め素人の思い込みによる「間違った記事」がネットにはたくさんあります。 ひとつふたつの記事を見て作業を始めないことをお勧めします。多くの記事を見て行くと「それぞれが違う事」を言っていたり「一般的では無いことが常識」になって居たりします。充分勉強した上で作業をして下さい。 また書き込もうって、励みになります。 すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。
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パッドの残量も全然余裕ですねぇ。
スライドピンの動きもグリスの量も十分、錆もほとんど見られない。
ブレーキパーツクリーナーとブラシで洗浄・清掃後のパッドとリテーナーです。 赤丸の部分にうっすらとグリスアップします。 組付けて右フロントはおしまい。
左フロントのパッドを外したところ。 掃除前だとキャリパー、ピストンの当たり具合が良くわかりますね。 当たっている部分にブレーキ専用のグリスが必要です。
パッドの残量の写真を撮り忘れたので組んでしまってから、、、(^^;)。 充分すぎるぐらい残ってたから大丈夫なんですけどね。
左リアドラムを分解します。 エアでブレーキカスを吹き飛ばします。 走行距離が多い時はホコリが盛大にたつので、マスク必須です。今年はウィルスのせいでマスクに事は欠かないので。 今年から毎日の買い物だけになったので、ホコリは殆ど立たなかった。 ぱっと見も綺麗なものですしねぇ。
ドラム内も綺麗なもの。 とても2年経過しているとは思えないなぁ。
スプリングの向きが有るので写真に撮っておきましょう。 組むときに、アレ?ってならないようにねぇ。 ここではゴムの破れ、ピストンの動きなどを確認します。 フルードの漏れも見ておきましょう。
下側のスプリングも向きが有ります。 アレ?と思った時にはモニターで確認できますから。 シューはハイゼットカーゴが80,000kmで交換(換えるほどじゃなかったんですが)していたのですが、ムーヴはまだ30,000kmも走っていません。 減らないですよねぇ。売る迄変えないと思います。
ブレーキパーツクリーナーで洗浄と脱脂をします。
赤丸の部分がシューの接点と摺動部になります。 ここの摺動部は塗装が剥げてるので当たっている場所が良くわかります。 うっすらとグリスアップしておきます。 反対側もうっすらとね。
クリアランスの調整カムのノッチ数を最初に覚えておいて、追い込みながら調整します。 だいたい自動調整なんですが、前回もそうですが1〜2ノッチ追い込めます。 今回はほとんど減っていないので、前回の6ノッチと同じです。
左リアは固着していたのでM6ボルトで浮かしてから取り外し。 専用工具も有るのですが、よっぽどじゃ無いと使いません、詳しくは前回の記事を見て下さい。
左も綺麗なものです。
洗浄後、元通り組み立てれば終わりです。
続いてブレーキフルードの抜き替えですが、、、 前回もそうですが、変形のリザーバータンクなのでぎりぎりまで吸い出せません。 2年とは思えないぐらい変色してますねぇ。 やはりフルードは2年毎の交換が良いなぁ。 ブレーキオイルとも言いますが、組成はアルコール類ですから大気中の水分を吸うんですよね。水分を吸うと沸点が下がるので早めの交換をお勧めします。
暗くて良く見えないので照明を用意して良く見えるようにしました。 フルード抜きには前にも記事にしましたエアコンプレッサーのエアを使った真空引きタイプのワンマンブリーダーでやってみました。 ブリーダープラグのネジ部からエアーを吸うので、パイプの中に気泡が入って精神衛生上良くないのですが明るくしてじっくり観察するとピストン側にエアの混入は無いようです。 上の記事でも触れましたが、吸出しだけでは遅いのでペダル併用してます。
順次写真を貼って行きますが、リザーバータンク内で新しいフルードと古いフルードが混ざり合いながら薄まって行くので、色の違いがホントわかりにくい。
まだまだ、同じような色にみえる。
変わったかなぁ?。
だいたいココまで減ったら、
この辺まで補充します。 だいたいブレーキペダルを10回ぐらい踏んだ感じです。 溢れないようにしましょう。 ブレーキフルードは塗装が剥げますので、もしこぼした時は水で塗装面を洗い流しておきましょう。
どうやら色が変わったみたいです。 左のリアはマスターポンプから一番遠いので30回ほどペダルを踏んでいます。 フルードが足りなくなると大変なことが起きますので、10回ごと補充しながらの作業です。 4輪ともやったらおしまい。 フルードは500mlを2本買いましたが、1本ちょっと使いました。
【追記】2020/11/24 書き忘れましたが、ムーヴはABSがついています。 IGNをONにするとユニットが動きますので、フルード交換の場合は必ずOFFを確認してください。 ラジオなど聞きながらと思ってオンにすると面倒なことになりますから。 ABSユニットのフルードもやろうとすると、ダイアグに診断機を繋いで回路を開いての作業になりますから、素人整備の域を出ます。 詳しく知りたい方は「ABS付 ブレーキフルード交換」でググって下さい。 それから、プリウスやアクアの様なハイブリッド車はブレーキペダルが直接マスターポンプを押しません。 電気的に繋がっているだけなので、裏技で電気ポンプとペダルを電気的につなげてやるか、ダイアグに繋いでフルード交換モードにして作業になりますから、これも素人整備の域を出ます。 詳しくは森本モータースさんのこちらの動画が参考になります。 段々と素人が出来る作業が減ってきましたねぇ。 それと、私を含め素人の思い込みによる「間違った記事」がネットにはたくさんあります。 ひとつふたつの記事を見て作業を始めないことをお勧めします。多くの記事を見て行くと「それぞれが違う事」を言っていたり「一般的では無いことが常識」になって居たりします。充分勉強した上で作業をして下さい。 また書き込もうって、励みになります。 すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。
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