ライダーの思いつき

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撥水と防水2

 以前、ちょっとだけ触れた物をもう少し調べて、書いてみます。掘 耕作さんネタ提供ありがとうございます。  テントやタープその他雨具などに使われる物に、撥水剤と防水剤があります。  撥水剤=単に水をはじく物→水は滲みてきます。  繊維に染み込ませるor繊維の表面をコーティングして水をはじかせる事が撥水処理でフッ素樹脂(テフロン)がよく使われます。  防水剤=水を通さない様にする物。  それとは別に、繊維の目までも潰して薄く幕体をコーティングして水を通さないようにするのが防水処理です。  この辺勘違いされている方が多いので念のために書いておきます。  新品の時はこんな感じで、プルプルと水をはじきます。  しかし、バイクでカッパを着て走っているとわかると思いますが、表面の水は風圧などによって生地に染みます。  実際に、耐水圧1500mmとか言う機能は、その下のポリウレタン(PU)コーティングが担っています。  こちらのスノーピーク−ランドブリーズソロ説明図でもわかると思います。  で、撥水処理は、時間経過や使用回数、汚れによってはじきが悪くなりますが、フッ素樹脂(テフロン)を使った幕体はアイロンで毛並みを揃えるように熱を加えると、撥水効果が戻ってくることがあります。  もし、お使いのテントタープがフッ素樹脂(テフロン)加工なら、幕体に影響のない温度で一度アイロンを掛けてみて下さい。オガワの幕体はそれで随分変わりました。  その前に、幕体の清掃はしっかりして下さいね。  中性洗剤を薄く溶かした水でタオルを濡らして、拭き取っても良いと思います。  それでも、撥水効果が戻らない部分に撥水剤又は撥水スプレーを濡れば良いと思います。スプレーより飛び散らないので、私は塗るタイプを使っていますが、塗り伸ばしが見えないので小さなタープ(ミニヘキサ)に2本使うことも、、、、、(^^;)。  そう言えば、、、、、、加水分解で引用したテントはアイロンがけ一度もしたこと無かったなぁ、5mx3.5mのタープや、チェスティオはアイロン掛けしました。  なお、アイロン掛けは正規のメンテナンスと言うわけではないので、また熱による幕体の損傷の可能性もあります、あくまでも私の方法を紹介していますので、自己責任の上でやってみて下さい。  余談ですが、このテフロン加工よりも優れた撥水効果があるのは、以前に書いた記事でも紹介したモンベルポルカテックスと言う撥水加工です。  撥水性についてのモンベルのページです。  小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) 塗る防水剤  これ、撥水剤だけど防水剤と言ってる、、、、、、変!  本当は防水剤なのか?
 ついでですが、テントのボトムなどの防水処理には、防水液を塗らないと行けません。PUコーティングの変わりです。  WHITE BEAR/ホワイトベア テント用強力防水液 No.32-B
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