ナイフシャープナー
続きまして、ランスキーのシャープナーの極粗目の砥石も買ったので、書いておきます。
ずっと昔、【グッズ紹介】刃物編の一番下に少しだけ紹介しました砥石セットです。メンテナンスキットの記事にも、少し登場してます。使い方はこちら。
一番下の黒いのが、極粗目(#70)の砥石です。
これで、粗目、中目、細目、極細目と5本揃いました。
最初は、3本組のスタンダードセットから始めました。
極粗目は刃欠け時や大きな修正用なので殆ど使いませんけどねぇ。
一通り揃えておきたかったので。
上から、 黄色=仕上げ(#1000) 青色=細目(#600) 緑色=中目(#280) 赤色=粗目(#120) 黒色=極粗目(#70) タッチアップ程度なら、仕上げだけでも良いですね。
砥石面です。 全て合成砥石です。 天然砥石もあるようですが、持っていません。
それともう一本、セレーション(波刃用)仕上げ砥石。 真っ直ぐな刃じゃなく、波打っている刃先をタッチアップするための砥石です。 ナイフって切れ味の良い真っ直ぐな刃ばかりじゃ無くって、波打った方が切りやすい物が結構あります。
セレーションはこんな感じの波刃のことです。 これはバックのナイフです。 パン切りナイフもこの仲間ですよね。 ザイルを切ったり、ノコギリのように硬いパンをざっくり切ったりには、こっちの刃が合っています。
私の持っているレザーマンのスーパーツールにもこのセレーション刃が付いています。 こっちは緩やかな波形です。
こんな感じで加えさせて、しっかり固定します。 刃物を研ぐときは、刃先と砥石の角度を一定にしないと丸く鈍い刃先になりますからこれが重要です。 この刃は、20度の角度で研ぎあがってますね。
角度を変えて研ぐことが出来ます。 ●17度:カミソリ刃、X-アクト刃、またはその同様のものにだけ向いています。大変鋭利な刃で、しかしながらデリケートな刃を研ぎだします。 ●20度:高品位の刃に通常使われます。大変すばらしい切味を演出します。台所包丁に理想的です。 ●25度:通常のナイフ向きです。狩猟やアウトドアナイフには理想的です。 ●30度:ダンボール、針金、カーペット切断用のヘビーデューティーなナイフ向きです。 最初尖っていた刃も、使う毎に先が甘くなっていきます。 元の鋭い刃にするために、赤い部部を削り落として、刃先の鋭さを戻すことが研ぐという行為になります。
ストロークも一定に、一箇所を数回研いだら、オーバーラップを少なく万遍なく研いでいきます。 研ぐ方向も、押すときだけ研ぐという方法もあります。 ナイフは、顕微鏡で見たときに、ノコギリのようにギザギザが立っていた方が切れますので、それをイメージして仕上げていきます。 粗い砥石から初めて、細かい砥石へと換えていきます。
気を付けなければいけないのは、最初に余り粗い物を使うとそれを均すのが大変です。 例えば極粗砥石で削ると、拡大したナイフ表面はこんな深い傷が出来ます、これを平面にするには、細かい砥石でよっぽど研いでいかないと、平らになりません。 極粗砥石は刃こぼれとか大きく刃を削り取りたいときだけにしましょう。
粗砥石がこれくらいで削っていきます。
粗砥石が終わったら、ついで中砥石で削ります。 多少切れが悪くなったぐらいなら、この中砥石か、下の細目の砥石から始める方が刃が長持ちします。
中砥石が終わったら、細砥石で削ります。 このようにだんだん細かい砥石に換えながら表面を均していきます。
細砥石が終わったら、いよいよ仕上げ砥石に掛かります。 この時点では物としては随分切れるようになっています。
仕上げ砥石が終わると、綺麗に真っ直ぐ研げているように見えますが、顕微鏡で見るとまだこのぐらいギザギザが残っています。 セレーションでも触れましたが、ナイフはこのぐらいにギザがあった方が使い易いです。
こちらは、GATOCOのダイヤモンドシャープナーです。 ナイフの材質によっては硬くて普通の砥石ではらちがあかない物もあります。 これは、ダイヤモンドの粒子を表面に貼り付けたと石です。 ただちょっと貼り付け方に均一性がないような気がします。
砥石面です。グレーの所にダイヤ粒子が貼り付けてあります。 ダイヤモンドはこの3種類(粗・中・細)しか有りません。 使い方はこちら
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上から、 黄色=仕上げ(#1000) 青色=細目(#600) 緑色=中目(#280) 赤色=粗目(#120) 黒色=極粗目(#70) タッチアップ程度なら、仕上げだけでも良いですね。
砥石面です。 全て合成砥石です。 天然砥石もあるようですが、持っていません。
それともう一本、セレーション(波刃用)仕上げ砥石。 真っ直ぐな刃じゃなく、波打っている刃先をタッチアップするための砥石です。 ナイフって切れ味の良い真っ直ぐな刃ばかりじゃ無くって、波打った方が切りやすい物が結構あります。
セレーションはこんな感じの波刃のことです。 これはバックのナイフです。 パン切りナイフもこの仲間ですよね。 ザイルを切ったり、ノコギリのように硬いパンをざっくり切ったりには、こっちの刃が合っています。
私の持っているレザーマンのスーパーツールにもこのセレーション刃が付いています。 こっちは緩やかな波形です。
こんな感じで加えさせて、しっかり固定します。 刃物を研ぐときは、刃先と砥石の角度を一定にしないと丸く鈍い刃先になりますからこれが重要です。 この刃は、20度の角度で研ぎあがってますね。
角度を変えて研ぐことが出来ます。 ●17度:カミソリ刃、X-アクト刃、またはその同様のものにだけ向いています。大変鋭利な刃で、しかしながらデリケートな刃を研ぎだします。 ●20度:高品位の刃に通常使われます。大変すばらしい切味を演出します。台所包丁に理想的です。 ●25度:通常のナイフ向きです。狩猟やアウトドアナイフには理想的です。 ●30度:ダンボール、針金、カーペット切断用のヘビーデューティーなナイフ向きです。 最初尖っていた刃も、使う毎に先が甘くなっていきます。 元の鋭い刃にするために、赤い部部を削り落として、刃先の鋭さを戻すことが研ぐという行為になります。
ストロークも一定に、一箇所を数回研いだら、オーバーラップを少なく万遍なく研いでいきます。 研ぐ方向も、押すときだけ研ぐという方法もあります。 ナイフは、顕微鏡で見たときに、ノコギリのようにギザギザが立っていた方が切れますので、それをイメージして仕上げていきます。 粗い砥石から初めて、細かい砥石へと換えていきます。
気を付けなければいけないのは、最初に余り粗い物を使うとそれを均すのが大変です。 例えば極粗砥石で削ると、拡大したナイフ表面はこんな深い傷が出来ます、これを平面にするには、細かい砥石でよっぽど研いでいかないと、平らになりません。 極粗砥石は刃こぼれとか大きく刃を削り取りたいときだけにしましょう。
粗砥石がこれくらいで削っていきます。
粗砥石が終わったら、ついで中砥石で削ります。 多少切れが悪くなったぐらいなら、この中砥石か、下の細目の砥石から始める方が刃が長持ちします。
中砥石が終わったら、細砥石で削ります。 このようにだんだん細かい砥石に換えながら表面を均していきます。
細砥石が終わったら、いよいよ仕上げ砥石に掛かります。 この時点では物としては随分切れるようになっています。
仕上げ砥石が終わると、綺麗に真っ直ぐ研げているように見えますが、顕微鏡で見るとまだこのぐらいギザギザが残っています。 セレーションでも触れましたが、ナイフはこのぐらいにギザがあった方が使い易いです。
こちらは、GATOCOのダイヤモンドシャープナーです。 ナイフの材質によっては硬くて普通の砥石ではらちがあかない物もあります。 これは、ダイヤモンドの粒子を表面に貼り付けたと石です。 ただちょっと貼り付け方に均一性がないような気がします。
砥石面です。グレーの所にダイヤ粒子が貼り付けてあります。 ダイヤモンドはこの3種類(粗・中・細)しか有りません。 使い方はこちら
LANSKY(ランスキー) デラックスキット LSLK005000 | LANSKY(ランスキー) ユニバーサルマウント LSLM009000 |