ライダーの思いつき

元ブログの調子が悪いのでしばらくはコピーブログとなります。

ねじ山修正

 バイクのタンクもまだ乾いていないようなので、またMSペイントでお絵かきをしていました。  そう、前回と同じ某SNS用です。  バイクや、自動車に使われているネジは、ちょっと標準のピッチ(並目)と違いますので、まずはサイズ調べです。  ねじ山は「ネジの呼び」と「ネジピッチ」で表します。  ネジの呼びは、6mmボルト(ネジ)とか、M6ボルト(ネジ)と呼ばれます。  この時、気を付けるのは、ボルト頭の6角対辺の寸法ではなく、ネジの直径です。  ピッチは、絵のように山の頂点から頂点までの距離を言います。
【注意点】  ネジには、ネジの直径に対する標準ピッチ(並目)がありますが、バイクもそうですが自動車ネジ(細目)と言われるちょっと細かいピッチを使います。それがメーカーによってもピッチが変わるので、純正部品ではないボルトを使う場合は十分注意が必要です。 ※またアメリカなどは、メートルネジではなくインチネジを使っていますので注意して下さい 。  ピッチを計る物を「ピッチゲージ」とよびます。  頂点から頂点までの距離を変えた複数のゲージがまとめた状態で販売されています。  下の絵のように、ボルトの山とピッチゲージの山がピッタリと合うことでピッチを見極めます。
 ピッチゲージ B−2 ミリ用 一般ネジのピッチを測定します。 リーフにピッチを表示しています。(0.25〜2.5mm) ・製品寸法:68×18×14mm ・製品質量:45g ・材   質:鉄
 ピッチゲージ A−2 インチ用
 次に、ボルトの山が潰れたしまった時に、修正するためにダイスを使います。  何かが当たって、ねじ山が潰れた状態です。  このままネジ穴に締め込むと、ネジ穴もダメになってしまいますので、ダイスを使います。
 丸ダイス・メートルネジ 外径(mm):38 呼び(mm):3X0.35〜20x1.5 "Super" ライト精機  ダイスハンドル 呼び:38(並級) "Super" ライト精機  ダイスとダイスハンドルです。  ハンドルにダイスをセットして使います。  ねじ山に合わせて真っ直ぐに回していきます。  この時斜めに入れてしまうと、ボルトが使用できなくなりますので注意です。
 江東:KOTO:DH-38:筒型ダイスハンドル  自動車のハブボルトにはこのハンドルの方が使い易いです。
 江東産業(KOTO) [M10FB] 12組 修正ダイスセット ■ネジ山修正用特殊ダイスナット。メガネ・ソケット等で容易にボルトの修正が行えます。  ピッチの違いに注意
 M10(ボルト径10mm)でも、こんなに種類があります。  ピッチの見極めが大事ですね。  HSSダイス M10×1.5 STRAIGHT/18-8105  HSSとは高速度鋼(ハイス)で、固い材質に使います。  SKS2などと書かれているのは、主に修正用で固い材質には向きません。
 HSSダイス M10×1.25 STRAIGHT/18-8102
  HSSタップ M10×1.0 STRAIGHT/18-91002  タップはネジ穴のさらいに使います。
 HSSタップ M10×1.25 STRAIGHT/18-91022
 HSSタップ M10×1.5 STRAIGHT/18-91052
 ちなみにこんな面白い修正器もあります。  ネジ山修正器 調整式 スレッドメイト STRAIGHT/19-6040 ■左・右ネジ、インチ・ミリネジ共用 ■ネジの径・ピッチを正確に測定する必要が無く、手軽にオネジの修正が出来ます [注意] ▲損傷がひどいネジ山や熱処理されたボルト、ステンレスのボルトなどには使用出来ません。 [使用範囲] 4〜13mm(5/32"〜1/2") [刃先角度] 60
また書き込もうって、励みになります。 すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。 人気ブログランキングへ