ライダーの思いつき

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ISOの選択

 デジカメって言うのは、、、、、、てか、本気で学びたい人はこんないい加減な記事を読まないで、ちゃんとしたカメラの入門書を読んで勉強して下さい、、、、(^^;)。

 適当に、サラッと雑学程度に知りたい人は「眉唾程度」で読んでみて下さい。どうせど素人の記事ですので、、、、(^^;)。

 と言うことで、今のデジカメからカメラに入った人は、全く意識しない、マニュアルのお話。

 私としては、殆どカメラ任せ(オート)で良いと思うし、その結果思うような写真が撮れないと悩みだしてから、マニュアルの勉強すれば良いと思う。最初からマニュアルに手を出すとカメラは面白くなくなるかも知れないから、、、、。

 古い話をすると爺臭いと思われるから嫌なんですが、昔のカメラはオートなんて御座いません、フォーカス(ピント)も露出も、シャッタースピードも全て設定してやらないとまともな写真が撮れません。それこそ私よりももっと古くから写真をされている方は、これら全て経験で頭に叩き込んでベストな状態に持って行っていたわけです。凄いですよねぇ、カメラなんて、気軽に出来る物じゃなかったわけです。

 私が、カメラをはじめた頃には、簡易的な露出計が内蔵された頃です、コンパクトカメラには露出不足だと赤いベロのようなマークが出て教えてくれるカメラが初めてでした。当然適正露出には成らなくてちょっと明るすぎたりちょっと暗すぎた結果が出ます。

 デジカメのようにその場で結果が出ない、フィルム現像して初めて判るからその感覚を掴むのも大変でした。

 その後に買った一眼レフカメラは、ペンタックスKXと言うファインダー内で露出が判る物でしたから一段の飛躍でしたねぇ。

 こんな感じで細い針が絞りを表し、青い針がシャッタースピードを表し、どちらかの針を他の針に合わせて適正露出にする物でした。ファインダーから現在の絞り値が見えるところが画期的でした。

 今のデジカメで言う、

シャッタースピード優先なら、細い針を青い針に近づけることになるし、

◆絞り優先なら、青い針を細い針に近づけることになります。

 (勿論、絞りを開いていっても、開放までと言う限界がありますから、それ以上は明るくならない分シャッタースピードを遅くしてつじつまを合わせるわけですが、、、、後述しますので、簡単に書くとデジカメでISOをオートにしてあるとここからISOを上げるという手もあるわけですが、フィルムカメラはそれが出来ません。)

 なんだか回りくどいことを書いていますが、デジカメもフィルムカメラを基本に考えられていますから、マニュアルを考えるとフィルムカメラの仕組みが判らないと理解出来ないと思うからです。これが面倒に思うなら、マニュアルは考えない方がよいかも知れません。頭の良いデジカメはそれを大方自動でやってくれますから。人間は我が儘なものでその大方の結果では満足できなくなるから困ったものなんですが、、、、、(^^;)。

 オートで設定してくれる物には、シャッタースピード、絞りの他、ピントがありますが、これは見た目に失敗は判るので割愛します。

 もうひとつ大きな要素は、ISOです。これはフィルムカメラで言うと、フィルムの感度になります。昔はASAで表示されていました。数値が大きくなると高感度になりますが、粒子が荒れた感じの結果になります。

 一般に標準的なフィルム感度はISO100になります。古くからフィルムカメラに馴染んでいる人間には、ISOは100で考えたいのでまずは100で固定するのが基本になるかと思います。

 粒子の感じは、モノクロフィルムの方が分かり易いと思うので、35年ほど前の私の写真(フィルムはネオパンSS ISO100)です。

 ゴミや、傷で酷いネガですねぇ、、、、、、恥ずかしい保管状態で、、、、。

 荒れ荒れの粒状感(粒子感)ですが、リサイズしちゃうと判らなくなりますよねぇ。

 粒状感(粒子感)は等倍でないと判りません。

 リサイズすると、画像ソフトが補完してしてしまう為、その差が判らなく成っちゃいます。

 リサイズした画像を並べて、違いがないと思うのはソフトにごまかされているというわけです。

 粒状感(粒子感)を比較する場合は等倍で見なければいけません。

 粒状感(粒子感)は、絵画で言う点描画みたいな物でしょうか?、点の集合で画像を表しています。


 これを踏まえて、私の安物カメラNikon S610でISOによる粒状感(粒子感)の違いを書いてみます。コンデジの方が、ISOは高く設定しているようですねぇ、オートが基本だから、暗くてもそこそこ撮れてしまう設定なのでしょう。

 まずは、ISO100で撮った画像です、これもモノクロームに変換してあります。リサイズしてあるので粒状感(粒子感)は判りませんが、、、、、。

 次に、ISO3200で撮った画像です、リサイズしてありますが、なんとなく粗いかなぁってわかりますかねぇ。(ピントが甘いってのは無しね、マニュアル出来ないから)

 これを等倍で見てみましょう。

 まずは、ISO100です。f/4.7 1秒

 次に、ISO3200です。f/4.7 1/50秒

 これなら、ハッキリ粒状感(粒子感)が判るんじゃないでしょうか?。

 フィルムで言うと高感度になる分、しっかり露光できなくて粗くなるように思います、いい加減なこと言っているかも知れませんが。

 詳しく知りたい方は、ちゃんとした資料で調べて下さいねぇ。所詮ど素人の思いこみ、聞きかじりの知識ですので、、、(^^;)井戸端会議レベル?。

 カメラ任せのオートでは、フィルムカメラでは絞り、シャッタースピード、ピントが自動的に選定されます。

 デジカメのオートはこれに、フィルム感度に当たるISOと、色あいに関係するホワイトバランスも勝手に設定されます。

 マニュアルで撮るというのは、これらを自分で選定して撮ると言うことになると思います。

 よって、オートで勝手に変わってしまう部分を極力減らさないと、試し撮りの時に何を試しているのかハッキリしなくなってしまいます。

 以上、僭越ですが、まとめてみました。如何なものでしょうか?。

 【おまけ】飛びすぎてビビっている図。

 (電信柱より高く飛んで、ちゃんと着地が出来るか不安な顔)

 リサイズ時に、画質の平均化とシャープさを増す加工をしています、上の写真より粒状感は少ないと思います。

 (デジカメ画像は元画像から簡単に変わっちゃうんですねぇ、だからカメラの画像生成エンジンで味付けを変える前のままのRAWなんてものも出来ました。)

【追記】2010/10/19

 増感現像が出来るネオパンSSSのネガも有ったんですが、同じ物を撮っていないので比較のしようが有りません。それも大体ISO400ぐらいで撮ったようで、ISO1600まで上げられたたと記憶していますが、そのものは保存してなかったようです。試し撮り以外、撮った記憶も殆ど無いし、、、、、(^^;)。

 これが多分、ASA(ISO)400だと思われる(データが取って無いから判らない)画像ですが、、、、。

 等倍で、粒状感はこんな感じ、、、、上の等倍(でかいジャンプ画像)と比べて違いが判るかなぁ?。

 フィルムスキャン時のjpeg圧縮もあるからなぁ。(ネオパンSSSの増感現像)

 それをリサイズすると、あら綺麗。粒状感のかけらも、、、、、条件は飛びすぎ画像と一緒。

 お雛さんの顔白飛びしてるし、、、、、ちょっとハイキー気味(^^;)。家具調テレビだし、、

 ISOが必要以上に高く成っちゃうと、大きく伸ばしたときに影響大になるって事ですねぇ。A4以上にプリントしなければ関係ないかも知れませんが、、、、、。

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