ライダーの思いつき

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燻製器を自作する(製作偏)

 昨日に続きまして製作編です。  道具は揃っているので、順繰り作って参ります。  パイプを固定するための、ソケットに4.2mmのキリで穴を開け(拡大)ます。  4mmリベットで固定するためです。8個全部に行います。

 本体にも4.2mmの穴を開けますが、これがなかなかソケットと合わせるのが面倒です。  と言うのも、外側に行くとブリキの縁にリベットが干渉するし、内側に行くとアミが乗らないし、、、、  箱自体頑丈なんですが、ブリキ板は所詮薄板なので、なかなか、、、、(^^;)。  それと、私自身の作業がいい加減だしぃ、、、、(^^;)。  老眼のせいにしょっと、、、でも、ホントぼけて見えない。
 リベットを打っていきます。  エビのNSA5-2を使っています。  カシメ厚〜3.2mmなのでけっこうあちこちで使えます。箱(1000本)で買ったから(^^;)
 このパンチリベッターは、反対側で薄板なら穴開けも出来ちゃうお気に入りのリベッターです。  その昔ホームセンターで見つけたんですが今は見つかりません。
 リベットが、ギリギリでしたねぇ。  3箇所固定して、カシメ完了です。  アルミリベットにしたのは、バラす時に簡単だから。  4.2mmのキリでもんでやると簡単に取り外せますから。ステンにすると粘りがある分キリが通りにくいからねぇ。
 リベットの仕組みはこんな感じです。  フランジ部のボールをシャフトごと引き抜くことで、フランジが広がりカシメのところで引きちぎれて残るので固定が出来るわけです。
 カシメたリベットを取りはずずには、、、  ピンポンチで、残ったボールの部分を打ち抜き、フランジ部のみにします。  古いペール缶から部品を取り外すときはこの行程は省略して、直接ドリル使いました。  アルミフランジのスティールシャフトなので、よく切れるキリならそれも可能なんです。
 下穴と同じサイズのキリを使って、アルミの部分を削っていく感じです。  図の所まで削ればポロリと外れる仕組み、、、、  おっと、脱線しました、、、(^^;)。
 短く切ったパイプを入れて位置確認です。  幅305mmがギリギリです、これしかなかったので買ってきたアミですが、こうもピッタリ(余裕がない)とは。  奥行きも295mmとギリギリで蓋をすると余裕がありません。  左右で、5mmほど前後して付けてしまったのは、、、、見なかったことに(^^;)。  いい加減にやってるとダメだなぁ、、、、、
 パイプカッターで、4本ともカットします。
 少しずつ締め込みながらクルクルと回すだけで、ポロリと切れます。
 取りあえず上だけ固定完了。  パイプにネジを植えていかないといけないから、下の固定はその後でやります。  幅は気にしてたから上手くいったけど、前後がけっこうずれてしまった、、、、(^^;)。  パイプに3,3mmの下穴開けてそこへM4XP0.7のタップを立てます。  以前、パイプを挟む形でナットで固定したらパイプが凹んじゃいましたから。

 棚の位置をシュミレーション。  3段でゆったりと思ったけど、5段にしておいて高さを変えられた方が良いかなって事で、、、、。  5本穴を開けることに。  適当な気分でやったら、、、これがたいへんなことに、、、、(^^;)。
 下穴を、バンバン開けていったら、、、、  方向がずれて行って、、、、、  いちばん上といちばん下で最大45度ぐらいずれた(右奥)のまで  きっちりライン引いてやるとこを、サボったのが痛かったなぁ。  買い直すには高いしぃ、、、、、  ま、いっかぁ、、、(^^;)。  タップを立ててあるのでそのままネジを締め込んでナットで固定。  両側をナットで止めるなら、穴を広げて角度を揃えるごまかしもきくんですが、、、、
 アミを乗せてみました。  ホントギリギリです、、、、  タップを立てたのにはもう一つ理由があって、アミがギリギリなので、パイプをはさむ形で両側をナットで止めると、ナットがアミに干渉しそうだったので、、、、(^^;)。  この状態で、スモークウッドを使った温燻は出来るようになりました。  温度管理用の換気窓がないので、微妙な調整は出来ませんが、これで半完成ですねぇ。  一つ問題発覚  このままだとパイプが空回りするんですねぇ。  パイプ径が9.5mm、ソケットが10.5mm  ネジの向きがずれてるし、回ると、、、、  アミが落ちる心配が、、、、  何か、固定する方法を考えなければ。
 ペール缶から取り外したパイプを利用して固定しました。  続いて、電気コンロのコードや分離型ガスストーブのホースを通す穴を開けます。  使わない時用の蓋は、アルミ板です。  アルミは腐食が進んでますねぇ。ステンレスで作り直したいところですが、、、、、面倒なのでパス(^^;)。
 外から見た取り出し穴です。  実際の穴より5mmほど小さい穴を切り取り、切れ目を入れて内側へ折り返して手を切らないように加工しておきました。  電気コードにもガスホースにも優しい仕様です。  フタ(シャッター)用レールもペール缶からの移植です。ステンなので一生物ですねぇ。  これもリベット止めです、ネジで固定もできますが、、、、リベットがあったので使ってみたまでですが、、、、製品みたいで良いでしょ?(^^;)。
 底脚をネジ止めで固定しました。
 分離型ガスストーブを設置してみました。  これで熱源も使用可能となりました。
 ペール缶で使っていた、回転式の換気窓じゃ無くってスライド式にしてみようかと、、、、、  レールを新設しないといけない、、、、  けっこう面倒だけど作り方書いてみます。  万力に、ステンレス板を挟み90度曲げます。  叩きます。

 3mmほど浮かして、反対側に90度どついて曲げると完成です。  タガネを使って少しずつ曲げながら成形していくとうまく行きますが、、、、少しずつというのがとっても面倒、、、、。  それを2本も作らないといけないので、超面倒(^^;)。  素材は、ペール缶を2つ繋げるときのガイド用のステンレス板を利用しました。
 換気窓も右側面に持ってきました。  実際より5mmぐらい小さいバカ穴を明けます。

 実際の大きさまで切り開きます。
 このはさみ、ガスカートリッジを開きにしたりライダーストーブ20.3mm厚のステンレス板を真っ直ぐ切るのに最適でした。
 90度折り込みます。  レール用の穴も開けてあります。  2箇所明けておいて、取り付けてから残りのリベットを打ちます。

 完全に折り込んで、両側からハンマリングして密着させます。  手を切らないための処理です。

 換気窓の扉は、XR250用の工具箱を作ったときの残りのアルミ板です2mm厚なので丈夫!(^^)v  つまみもペール缶からの流用。  4mmナットをナッターで固定してつまみを付けています。
 裏側です、このあと下穴を4つ明けて、リベットを打ちます。

 つまみはボルト固定でも良いんですけどね、ナッターがあると便利ですよ。

 残りのリベットも打って、換気窓完成です。  3つ穴の回転式窓より、4倍ほどの面積がありますので温度調整もやり易いかな?。  上に持ってこなかったのはタールのしずくがたれるのが嫌だったので、、、、。  つまみを回して、ロック代わりに使えるし。
 これで、本体側は完成です。  チップを追加したりするスライドドアはフタに付けるか、左サイドに付けるかまだ考え中。  温度計も上に付けてタールが垂れるのが嫌なので、温度計はフタに付ける予定ですが、、、、  ペール缶の時のアミの大きさが左側の丸で、今回のアミの大きさが右の四角になります。  ずいぶんと大きな面積が取れるようになりました。  アミ1枚で、800gのチーズが3本並べておけますが、、、、アミが弱いので3本乗るかなぁ?。  ずいぶんと太い針金が使ってありますが、このぐらいの大きさだともう少し太い針金で作って欲しいねぇ。
 フタを残して、今日はここまで。実質作っている時間は少ないんですが、少しずつしか作業してないので思ったよりかかっています。  完成と燻製開始は、もうちょっと先になりそうです。  燻製器を自作する(準備編)  燻製器を自作する(完成編) また書き込もうって、励みになります。 すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。 人気ブログランキングへ