GROM リアブレーキ フルード交換&分解整備
先日、11月にしては妙に暖かいので、電気部品を買いにGROMに乗ってお出かけしました。
まぁ、前々から気には成っていたんですが、何せほとんど乗っていない(まだ1,000km走っていない)ので、中々手を付けずにいました。
それは、リアブレーキの効きが今一つ。
しっかり踏めばロックするぐらいなので、ただ単に効きが悪いのかなぁと。
でも、かれこれ4年になるので、ブレーキフルードぐらい替えてみるかと、、、
さて、ブレーキフルードのリザーバータンクは?と見るけど見当たらない。
あれ?
ブレーキホースをたどってみると、、、
え〜〜〜?
サイドカバーの中ぁ?
パカッと外れるサイドカバーじゃないんですよねぇ。
金色の丸いカバーを外して、黄色丸のネジ外して、、、
この黄色丸はプラスチッククリップ。 真ん中の所を軽く押さえると凹むので、それで引き抜けます。
6角レンチで金色のカバーを外すと、 黄色丸の所にM6の対辺10mmのボルトが有ります。 なんかねぇ、最近ホンダって車もそうだけど小ネジやクリップがやたらと使われているんですよねぇ。
ここは#2のプラスネジです。 クリップか小ネジか統一できないのかなぁ?。
黄色丸が、#2のプラスネジ 赤丸がプラスチッククリップ。 (真ん中押す奴ね) ここまで、7つのボルト、小ネジ、プラスチッククリップを外してやっとサイドカバーが外れますよ。
黄色丸のフックが、赤丸の穴に刺さっていますから、少し上に引き上げると外れます。 CB13000SFも、XR250もこんなことしなくて良かったんですけどねぇ。 大変です、大変だけど、バイクいじりだとイライラしないのが不思議。
リザーバータンクも黄色丸のボルトを緩めないとキャップが外し辛い。 緩めっぱなしだとフルードがこぼれるので、締めておかないとね。 古いフルードを取りあえず抜いておきます。 そうして新しいフルードで満たします。 ギリギリまで送ってから新しいフルードと言う手も有るんですが、エアを噛む可能性を出来るだけ減らしたいので。
後は、 ◆ペダルを踏みつける→ ◆バルブを緩めてフルードを排出→ ◆バルブを閉めてから→ ◆ペダルを踏むのをやめる。 これの繰り返し。 バルブを閉めないで、ペダルを外すとバルブのネジ辺りからエアを吸っちゃうので注意。
【追記】2021/05/03 実験です。 左>シリンジに空気だけ入れてみました。 右>3kgほどの重りを乗せるとこんなに沈んじゃいます。 これだけ動くとレバーもペダルもスッカスカ状態です。 力いっぱい踏もうが握ろうが、全くブレーキが効きません。 エアが入るって怖いでしょ?
次に水だけにします。 3kgの重りを乗せても殆ど沈みません。 ダイレクトにパッドに力が掛かります。 学校で習ったようにマスターポンプピストンの面積とキャリパピストンの面積比が力の比になるので、油圧ブレーキは踏んだ力の何倍もの力がパッドにかかる訳です。 空気が混入するとこれが出来ないのでブレーキが効かない状態になっちゃいますから注意しましょう。 【追記終わり】
左が替える前、右が替えた後。 色が全然違いますねぇ。 これでやめとけば良かったんですけどねぇ、キャリパー外すのどうするのかなァと色々と触っていたら、、、
これなんだろうなぁと引っ張ったら、取れちゃった、、、(^^;)。 スライドピンのブーツなんだけど、スライドピンが外れてキャリパーが上に浮いてこないかと思ったんだけど、残念でした。 ホイールシャフトを抜いて、キャリパーを繋いでいる部品を引き抜かないとダメなんですねぇ。
黄色丸の所から外したんです。 引っ張ると外れるんですが、はめるにはスライドピンを抜かないとはまらないんですよねぇ。 余計なことを、、、たたき切ってやると言いながら、けっこう楽しい。 パッドは赤丸のパッドピンを抜くだけで、交換できそうですが、もうバラしちゃったので、、、(^^;)。
キャリパー外してやっと取り付けました、二度としないぞと心に誓いながら。 ついでなので、バックアッププレートのグリスアップと、ピストンのもみ出し、、、まぁねぇ、動きも良いし必要なかったんだけどついでなんで(^^;)。 ピストンの動きなんですが、ペダルを踏んでスムースに出てくるかより、もっと重要な事が有ります。 それは、ペダルを離した時にピクッと戻ろうとする動きが有るかどうかです。 このわずかな戻りが無いとパッドが引きずる原因となるからです。 って事で、組み上げておしまい。
あ、そうそう、なんで効きが悪かったのか?。 パッドの当たりがついて無いみたい。 パッドの真ん中あたりが光っているだけで、全体が密着してない感じ。 今度暇を見て、パッドの当たり面をペーパーであたりを付けてみようかと。 パッドが変形しているわけでもなさそうだけど、まぁ、時間かけて見ないとねぇ。 で、続き【追記】です。 パッドだけ外せそうなのでやってみます。
パッドピンを外します。 5mmの6角レンチですね。
後に引っ張るだけで外れますねぇ。
2枚ともスルっと外れました。 簡単で良いですねぇ。
奥の方にパッドの摺動面であるリテーナーが見られます。
左が内側、ピストンの反対側ですね。 左上の方に丸くにじんだようになっている所だけが当たっている感じです。 右はピストン側、これも真ん中を中心に当たってはいるけど端まで当たって無い感じです。
ピストン側を拡大してみました。 セミメタなの?。 何か金属が貼り付いてそれだけがディスクに擦り付けられている感じです。 何か滑っている感じです、これでは利かない訳だわ。こんなの初めてなので何が何だかよく分からない。
ピストン側だけペーパーで擦ってみました。 番手は#100です。 並べるとぜんぜん違いますよねぇ。
いつも見慣れた感じになりました。 で、ちゃんと効くようになりました。 少し走って、面が落ち着いたらOKかな?
ふと見ると、チェーンに錆が、、、 チェーンのたるみは先日調整しましたが、明るい所で見るとサビてる。 「チェーンのゆるみは、心のゆるみ」ってことわざが有りますが、サビは?
タイヤにチェーンクリーナーが飛ばないように、段ボールでカバーしてます。 ヤマハのクリーナーを使っていますが、これが一番使いやすい。 灯油系の匂いがします、吹きかけてブラシで擦っている間はさっさと蒸発しないので良く落ちます。 それでいて、ウェスで拭き取るといつの間にか乾いてるって感じです。
ホンダのホワイトチェーンルブたっぷりと、、、 いやね、残り少ない感じだったので使い切ってやろうと、、、 チェーンを2回転しても5回転してもまだ出てくる、、、 無くなる迄吹きかけたら真っ白になってしまった。 大型バイクの2回分ぐらい有ったかなぁ。
不思議なもので、作業が終わると結構きつめに張ったチェーンが緩~くなりました。 このチェーンの価格を調べたら安いので、オーリング付とかグリス封入タイプでは無いですねぇ。 ピンとローラー間にも染み込み易いし、リンクにも入り込みやすい様ですねぇ。
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この黄色丸はプラスチッククリップ。 真ん中の所を軽く押さえると凹むので、それで引き抜けます。
6角レンチで金色のカバーを外すと、 黄色丸の所にM6の対辺10mmのボルトが有ります。 なんかねぇ、最近ホンダって車もそうだけど小ネジやクリップがやたらと使われているんですよねぇ。
ここは#2のプラスネジです。 クリップか小ネジか統一できないのかなぁ?。
黄色丸が、#2のプラスネジ 赤丸がプラスチッククリップ。 (真ん中押す奴ね) ここまで、7つのボルト、小ネジ、プラスチッククリップを外してやっとサイドカバーが外れますよ。
黄色丸のフックが、赤丸の穴に刺さっていますから、少し上に引き上げると外れます。 CB13000SFも、XR250もこんなことしなくて良かったんですけどねぇ。 大変です、大変だけど、バイクいじりだとイライラしないのが不思議。
リザーバータンクも黄色丸のボルトを緩めないとキャップが外し辛い。 緩めっぱなしだとフルードがこぼれるので、締めておかないとね。 古いフルードを取りあえず抜いておきます。 そうして新しいフルードで満たします。 ギリギリまで送ってから新しいフルードと言う手も有るんですが、エアを噛む可能性を出来るだけ減らしたいので。
後は、 ◆ペダルを踏みつける→ ◆バルブを緩めてフルードを排出→ ◆バルブを閉めてから→ ◆ペダルを踏むのをやめる。 これの繰り返し。 バルブを閉めないで、ペダルを外すとバルブのネジ辺りからエアを吸っちゃうので注意。
【追記】2021/05/03 実験です。 左>シリンジに空気だけ入れてみました。 右>3kgほどの重りを乗せるとこんなに沈んじゃいます。 これだけ動くとレバーもペダルもスッカスカ状態です。 力いっぱい踏もうが握ろうが、全くブレーキが効きません。 エアが入るって怖いでしょ?
次に水だけにします。 3kgの重りを乗せても殆ど沈みません。 ダイレクトにパッドに力が掛かります。 学校で習ったようにマスターポンプピストンの面積とキャリパピストンの面積比が力の比になるので、油圧ブレーキは踏んだ力の何倍もの力がパッドにかかる訳です。 空気が混入するとこれが出来ないのでブレーキが効かない状態になっちゃいますから注意しましょう。 【追記終わり】
左が替える前、右が替えた後。 色が全然違いますねぇ。 これでやめとけば良かったんですけどねぇ、キャリパー外すのどうするのかなァと色々と触っていたら、、、
これなんだろうなぁと引っ張ったら、取れちゃった、、、(^^;)。 スライドピンのブーツなんだけど、スライドピンが外れてキャリパーが上に浮いてこないかと思ったんだけど、残念でした。 ホイールシャフトを抜いて、キャリパーを繋いでいる部品を引き抜かないとダメなんですねぇ。
黄色丸の所から外したんです。 引っ張ると外れるんですが、はめるにはスライドピンを抜かないとはまらないんですよねぇ。 余計なことを、、、たたき切ってやると言いながら、けっこう楽しい。 パッドは赤丸のパッドピンを抜くだけで、交換できそうですが、もうバラしちゃったので、、、(^^;)。
キャリパー外してやっと取り付けました、二度としないぞと心に誓いながら。 ついでなので、バックアッププレートのグリスアップと、ピストンのもみ出し、、、まぁねぇ、動きも良いし必要なかったんだけどついでなんで(^^;)。 ピストンの動きなんですが、ペダルを踏んでスムースに出てくるかより、もっと重要な事が有ります。 それは、ペダルを離した時にピクッと戻ろうとする動きが有るかどうかです。 このわずかな戻りが無いとパッドが引きずる原因となるからです。 って事で、組み上げておしまい。
あ、そうそう、なんで効きが悪かったのか?。 パッドの当たりがついて無いみたい。 パッドの真ん中あたりが光っているだけで、全体が密着してない感じ。 今度暇を見て、パッドの当たり面をペーパーであたりを付けてみようかと。 パッドが変形しているわけでもなさそうだけど、まぁ、時間かけて見ないとねぇ。 で、続き【追記】です。 パッドだけ外せそうなのでやってみます。
パッドピンを外します。 5mmの6角レンチですね。
後に引っ張るだけで外れますねぇ。
2枚ともスルっと外れました。 簡単で良いですねぇ。
奥の方にパッドの摺動面であるリテーナーが見られます。
左が内側、ピストンの反対側ですね。 左上の方に丸くにじんだようになっている所だけが当たっている感じです。 右はピストン側、これも真ん中を中心に当たってはいるけど端まで当たって無い感じです。
ピストン側を拡大してみました。 セミメタなの?。 何か金属が貼り付いてそれだけがディスクに擦り付けられている感じです。 何か滑っている感じです、これでは利かない訳だわ。こんなの初めてなので何が何だかよく分からない。
ピストン側だけペーパーで擦ってみました。 番手は#100です。 並べるとぜんぜん違いますよねぇ。
いつも見慣れた感じになりました。 で、ちゃんと効くようになりました。 少し走って、面が落ち着いたらOKかな?
ふと見ると、チェーンに錆が、、、 チェーンのたるみは先日調整しましたが、明るい所で見るとサビてる。 「チェーンのゆるみは、心のゆるみ」ってことわざが有りますが、サビは?
タイヤにチェーンクリーナーが飛ばないように、段ボールでカバーしてます。 ヤマハのクリーナーを使っていますが、これが一番使いやすい。 灯油系の匂いがします、吹きかけてブラシで擦っている間はさっさと蒸発しないので良く落ちます。 それでいて、ウェスで拭き取るといつの間にか乾いてるって感じです。
ホンダのホワイトチェーンルブたっぷりと、、、 いやね、残り少ない感じだったので使い切ってやろうと、、、 チェーンを2回転しても5回転してもまだ出てくる、、、 無くなる迄吹きかけたら真っ白になってしまった。 大型バイクの2回分ぐらい有ったかなぁ。
不思議なもので、作業が終わると結構きつめに張ったチェーンが緩~くなりました。 このチェーンの価格を調べたら安いので、オーリング付とかグリス封入タイプでは無いですねぇ。 ピンとローラー間にも染み込み易いし、リンクにも入り込みやすい様ですねぇ。
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