ライダーの思いつき

元ブログの調子が悪いのでしばらくはコピーブログとなります。

GROM リヤショックの交換

 GROMの評判でネガな部分。  よく言われるのがタイヤがどうしようもない。  インドネシア製だったかな?いやVeeRubberはタイ製なんですね。  タイでは結構有名らしい、、、初回のツーリングでも少し書いたけど、パワーかけて曲がるとリヤがズルズルと滑るのが良く分かった。  ブレイクしちゃうほどじゃ無いのでまぁ、この程度のタイヤって事で乗り続けていたけど、こちらの記事の時にダンロップに替えました。  それでもまだ少しリアは滑るんですよねぇ、、、随分良くはなったんですけどね。  もうひとつはサスペンション。  モンキーに何年か乗っていたので、フロントはずいぶんと良く出来ていると思う。いや出来ていると思っていた。  それにフロントはいじるにしてもちょっと大変な作業になるので、それに費用も、、、てことで保留(^^;)。  と言う事で、リヤショックを交換しようと思う。  出来るなら、OHLINS、、、高すぎ!無理。  OHLINSは細かいセッティングが出来るわけだけど、それをセッティングできる腕も技術もない。  レースやる訳でもないので、「こんなんかなぁ〜?」ぐらい、、、(^^;)。  ではポン付け出来る物はと見てみたら、SP武川が2種類出している。  長さが固定の物と、多少長さが調整出来るもの。調整と言っても標準から長く出来るだけで短くはならない。  いわゆる車高調でも低くはならず高い方のみ可能と、、、足がつかなくなるのも嫌だけど、、、ってそんなに上がる訳じゃない。  リヤが上がるとフロントのキャスターが立つから、ステアリングの感じも変わると、、、う〜ん。  固定の方が安いしどうしようと悩んだ挙句、見てくれがカッコいいと言う理由だけで調整式にしました(^^;)。

 ちなみに固定式ならこちら、、、

 コイルスプリングが細かいのと、下が太く見えるぐらいかなぁ、、、気にしなければわからない。  では、作業にかかります。  毎度おなじみのバイクスタンドに乗せます。  シートを外し、左右シュラウド&サイドカバー(片側一体)を外して行きます。  丸印のネジは+2のドライバーで外します。
 左が+2ドライバー、右はプッシュタイプのクリップ。
 左右とも+2ドライバー
上の+2のドライバー(黄丸)の下がプッシュタイプのクリップ(ミドリ丸)
 真ん中のぽっちを押すと中で開いたクリップが、、、
閉じて外れる様になります。
 外したらこのようにしておくと組むとき楽です。  ホントは新品を用意したいのですが、、、(^^;)。
 右側の金色のカバーのセンターのボルトを6角レンチ5mmで外し、、、
 対辺10mmのボルトをソケットレンチで外す。  スパナやメガネが入らない、、、  めんどくさい  アレ?取扱説明書にはリヤのフルード点検は裏から覗けと書かれてたけど、ここで見れるじゃん。
 左側は金色カバーは外さなくてもOK  これ外すのは結構面倒です。  ショックアブソーバーのアッパーマウントのボルトの頭がやっと見えます。
 右が超面倒。  リヤブレーキのリザーバータンク、レギュレーターレクチファイアを避けないと、アッパーマウントのナットにアクセスできない。  このナットに何とかアクセスするために無理はしない方が良いですよ。  HONDAお得意の超オーバートルク組立されてますから、、、SP武川のトリセツ見るとアッパーもロアも「締め付けトルク44N.m」となってますが、、、ムーヴのハブボルトよりきつく締まっていました。ホント親の仇ぐらいの力だもんなぁ。
 リザーバータンクは赤矢印の位置に移動が出来ます。  シュラウドを留めていたボルトの位置です。  が、レクチファイアがなんともかんとも、、、  ミドリ矢印がアッパーマウントのナットです。  黄矢印がレクチファイアのベースプレートを留めているボルトです。  レクチファイヤを外さないと後ろのボルトを緩められない。
 どうにかこうにかレクチファイアを外した状態です。  HONDAお得意のオーバートルクで組んであるので、レクチファイアをプレートから外そうとボルト2本にソケットをかけて回そうとすると、プレートが回ってしまいます。  ちょうど下の写真のように、、、  矢印のストッパーは組む時用にしか付いていないので、外すことを想定していない。  いかにもHONDAらしい整備性の悪さ。
 ボルトを外そうとレンチを回すと、黄矢印の位置のワイヤーハーネスにレクチファイアが食い込みます。  ミドリ矢印のストッパー部分を何らかの方法で固定することを考えて下さい。  後からこうやって見るとそれが一番かも知れませんねぇ、レクチファイアが動かないように必死で押さえながら、ボルト外してました(^^;)。  3本ともM6ボルトなので、本体に固定するボルトをM8にするとか、ストッパーを「コの字」にして両方向に効くようにして欲しい物です。
 やっとアッパーマウントが姿を現しました。  1/2差込(12.7mm)のブレーカーバーで思いっきりやらないと緩まなかった。  何のためのセルフロックナットなんだろう?  外しは締めの3割増しとか言われるけど、、、「倍返しだぁ!」以上だもんなぁ、、、。  ブレーカーバー(スピンナーハンドル)はトルクレンチと同じくらいの長さなので、力加減はよく似てます。
 こんな奴ね。

 これ1本あると良いですよ。  次にドライブチェーンケース、、、マッドガードだよね?普通  丸印の所にボルトが有ります、5mmの6角レンチで外すのですが、、、
 右側にマフラーが、、、、ここ外したいのにぃ、、、、
 世の中にはこんな薄口の6角レンチが有るんですねぇ、、、  でも残念ながら、2、3、4mmしか持ってない(^^;)。  仕方が無いのでサイレンサー部分を外します。  マフラーの交換の記事はこちら
 コレを買わねば、、、いまさら遅いか。  まぁ、マフラー外した方がショック外すのも楽だから、、、
 ハイ外れました  やっぱり泥よけだよねぇ、、、  チェンのカバーにはなってるけどさぁ、、、これぞホンダイズム
 ハイ、やっと見えました。  う〜ん、単なる1本サス、、、  プロリンクではない、マスの集中には貢献してるけど、、、
 ロアマウントナットも鬼のような締め付け加減、、、  これもホンダイズム(^^;)イイカゲンニシテクレ。
 新旧比較、、、何を比較するわけでもないけど一応記念写真?。  アブソーバーが少し太いかなぁ???
 上に1/4のEXバーを突っ込みぶら下げて、下の穴の位置を見ます。
 4mmぐらい長いのかなぁ。  取りあえずノーマルと同じ長さにセットして組付けます。  長さを変えるときはまたここまでばらさないと、、、やらないな。
 組付けて、、、
 SP武川のトリセツ。  アッパー・ロア共に44N・m  その他小ねじの締め付けトルクも書かれてますねぇ。
 トルクを合わせて締め付けました、、、  でも、なんか、、、あの鬼の様に締め付けて有ったのを考えると、ボルトも伸びてんじゃないかとか要らぬ心配、、、  てことで1割ぐらい強めに締めておきました。  それで、えぇ?こんな程度で良いのぉ?ってぐらいの弱さですよ。  ホンダイズム凄い
 ハイ完成  かっこいいね、、、自己満足
【感想】  30?ほどテスト走行してきました。  いやぁ、、、  凄く良い!、ビックリ  先ずフロントはそこそこ良いと思っていたけど、リヤと比べるとだいぶダメ。それぐらいリヤが良くなった。  マンホールや段差に突っ込むと、フロントの衝撃はもろハンドルに伝わる、ガチガチじゃなけどね。  ホイールベースが短いのでわかり辛いのだけどリアは何もなかったように通り過ぎます。  クッション性はだいぶ良くなりました。  そのおかげでお尻が痛くなる時間が多少長くなりそうです。取りあえず1時間では痛くならなかった。  ノーマルのリヤクッションAssyが20,900円するのだから最初からこれ着けてくれれば良いのに。  コイルスプリングの差より中のアブソーバの出来が違うんだろうねぇ。SHOWAもダメだねぇ。  あと特筆ものは、コーナーリングがウンと良くなった。  ダンロップに変えてもリアが少し流れ出す感じと冒頭に書きましたが、それがピタッと無くなりました。  コレは凄いことですよ、ちゃんとアブソーバーが仕事しているんですねぇ、、、ノーマルは役に立って無かったって事ですねぇ。  ゆるく長いコーナーだとオーバーステア気味でラインが落ち着かなかったけど、それはショートホイールベースだから仕方が無いと思っていた。  今日走ってみたところ、サーキットじゃないから高次元の事は分からないけど、ツーリングペースなら必要充分に感じました。  比較的思ったラインをトレースできる、さらにもう少し寝かし込んでも怖さを感じない。  良いんじゃないでしょうか?お値段以上って感じです。  こうなるとフロントがなぁ、、、オイルの固さと油面の高さ調整でどれくらい変わるものだろう?、、、アブソーバーまでいじるとなると、、、OHLINNS?  
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