ライダーの思いつき

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ふすま4枚・8面の貼替 No.2

 今回で3回目の襖の貼替です。  初回が、正月の準備−ふすまの張り替え  2回目が、ふすま4枚・8面の貼替  2回目の時の続き間の押し入れの襖です。  やぶれたのは1,2年前ですが、まぁ、押し入れだしそれも裏側だから見えないしと思っていたら。ついに、、、  表側もパックリと、、、  下の所ね  それでも数か月放って有ったんですが、お盆も近いことだし、、、これ以上暑くなってはやる気が起きないしと、、、  そこへ来て作業台物置台も作った訳だし、さてやるかって所ですねぇ。
 作業台の設置です。  先ずはブルーシートを敷き、作業台の足の跡が畳に残ると嫌なので、5mm厚のベニヤ板。  作業台の上はラワンベニヤの12mm厚、その上に保護材としてスタイロフォームの30mm厚。  このスタイロフォームはベニヤ板より安いので、この上でカッター使ったり丸ノコの台に使ったりします。  この状態でかなりしっかりしています、揺すってみたけどビクともしません。  このぺケ台、凄く良いですよ。
 物置台は、こんな感じ。
 このまま反対側に持って行くことも出来るし、、、  まぁ、動かさないかな?  どこにでも設置できるから良いですね。
 ぺケ台の中抜きにはこんな感じでふすま紙のロールを入れたり出来ますし、作業台の下は道具や材料をかなり置けると思います。  このスタイロフォームを10枚積めば300mm高さを上げることも、、、しないな、、、  10枚も置く所無いし、、、(^^;)。  いや、650mmの高さで作業台を作ったけど、横面に糊をつけたりするので後10cm上げるにはどうするかなって思っただけです。
 今回は刷毛をプロ用のぶ厚いのにしてみました。  糊の含みは良いです。  少し押さえてやるとジワッと染み出して来ますが、、、加減が難しい。  押し付けすぎるとボタッと垂れるし、、、経験値が必要な感じです。  慣れれば、90cm以上付け直しが要りません。
 今回は押入れなので、表のふすま紙は4枚。  裏ばりふすま紙が4枚。  茶ちりは裏は要らないかと思ったけど、、、再湿ふすま紙なので張らないと全面に貼りついちゃうので表裏とも茶ちりを貼ります。  茶ちりは今回ロールを買いました。90cmx100尺(約30m有ります。)  表裏で8面、2mで考えて16mは消費しますが、、、(^^;)。  6枚張り、3枚張りで買ってもあまり価格が違わなかったので。
 こんな感じで作業していきます。  茶ちりが8面、ふすま紙が8面、計16面  気が遠くなりそう、、、  コレを床にしゃがんでやったら、腰が爆発する。  膝もやられそうなので、この作業台は絶対必要なので作ったわけです。
 前回の時に作った動画を貼っておきます。  やることはほぼ同じなので、違う所だけ書いておこうかと思います。  始める前にふすまの番号を決めます。  私は左から1〜4にしました。  それからその番号を4本の枠の位置が分かるように、対角に表示します。  マスキングテープが簡単に剥がせるので便利です。
 左上と右下に張ることで4本の枠に貼れます。  組み立てるときは表側を上にした状態で、この位置に来るように組み立てれば間違いが起きません。
 今回引き手の釘が錆びてしまっていて、精密ドライバーでは引き出せないものが2個有りました。  そんな時にはこのバールで起こします。  コレをやると確実に釘は抜けますが、、、
 無理やり上に引き上げるので、ネジ穴が広がってしまいます。  組み立て時に釘がきかない場合は、木工ボンドでつま楊枝を突っ込むか、少し位置をずらすかですねぇ。
 ふすま紙が風化状態です。  軽く引っ張るとボロボロと崩れてしまう。  やはり30年以上放置はダメですね。
 外した枠は各ふすま毎にまとめて分かるようにして置きましょう。  前回は1枚ごとに張って組み立ててとしましたが、今回は全部いっぺんに始めました。  ひとつの作業をまとめてやれるので、良いのですが、、、  各パーツをちゃんとわかるように管理しないと、どれがどれやらになりますから注意ですね。
 裏のふすま紙が接着されているので、表から剥がします。  ヨコから茶ちりごと切り開きます。
 表は綺麗に剥がせました。
 裏は酷いですねぇ。  見えない所だからどうでも良いと言えばそうなんですが、、、  このまま張ると横が分厚くなってしまうので、枠が浮いちゃいそうで嫌ですねぇ。
 最初鉄の爪で剥がしていたのですがらちが明かない。  だいぶ使っていたのですぐに切れなくなって、替刃を替えたら今度は切れすぎちゃって、、、  表面に食い込むようになっちゃいました。  そして、、、途方に暮れる
 あ、ネジは全部外しました。  ネジが着いた状態でも張れるらしいのですが、一つ一つ避けながら張るより外しちゃった方が楽ですから。  その代わりマークを忘れると、たいへんですが、、、
 話を戻しまして、、、  ウラ紙を剥がすのに、鉋を持ち出しました。  刃を少しだけだし、薄皮をはぐように紙だけ剥ぎ取りました。  木を削っちゃうと大変なので緊張しました。
 茶ちりを貼ります。  表裏計8枚です。  一枚物で張れるので張り易い。  上に広げのりしろ分残しハサミで切り取り、サイドだけに糊を付けて貼る。
 ネジ位置をしっかりマーク、、、  したつもりが反対側を忘れた、、、(^^;)。  そんな時は?
 先の丸い物でコリコリ
 そうするとネジ穴の位置が少しへこんで見えます。
 念の為にネジを刺してみるとズボッとはまりました。  ここをマークします。
 表側の引き手の辺りにマスキングで番号を書いておきましょう。
 裏ばりふすま紙を貼って行きます。  4枚全部はります。
 5リットルの小さなバケツを用意しました。
 池になるくらいたっぷりと水で濡らします。  真っ平らな台の上でやっていてわかったのは、しっかり濡れると左右で3〜5mmぐらい伸びます。  上下だともっと伸びるのだから、しっかり濡らしてやることで乾いた時にピンとしますね。
 上下左右を均等になるように乗せます。  二人でやるとやり易いと思いますが、、、  また一人でやりました。
 コレは左右ですが、片側でこれぐらいになっちゃっても反対側は何とか貼れるだけの分は残っています。  出来れば均等にしましょう。  裏ばりはもようが有りませんので多少斜めになっても分かりません。
 切れ目を入れます。  縦に切ってますが、90度回して横に切っても行けます。  どっちが良いかはわかりませんが、、、
 この後側面の2/3ぐらいかぶる幅でカッターで切ります。  紙を切るとすぐにカッターが切れなくなるので、刃先はふすま紙1枚ごとに折って下さい。  このスタイロフォームは、発泡スチロールより表面がしっかりしているので切り易いです。  カッターの刃がしっかり入るし紙が沈まないので綺麗に切れます。
 ひっくり返すとこれだけしわが寄っていても、、、
 1時間も乾かすとピンとします。  たっぷり水を含ませ、紙を伸ばしてから乗せてやるとうまく行くようです。
 表紙も同じです。  スタイロフォームいっぱいに広げ、天地だけ切りそろえてます。  マスキングテープで丸まらない様に止める為です。
 たっぷりたっぷり水を含ませます。  水を吸うと丸まらなくなるのでマスキングテープは外します。
 もうびっしょびしょです。  水鏡のごとくたっぷりと、、、
 上下左右均等になるように乗せます。
 余分な部分をカット
 角はこんな感じに切ってみました。  どれが良いか分かりません。
 糊を付け、、、
 貼って行きます。
 ふすま紙8枚をカットした訳ですが、このスタイロフォームボソボソに成らないですね。  大工さんが丸ノコの台に使うのが良くわかります。  ボソボソになったら裏返しても使えそうだし、ちょっとザラザラしますが、、、  丸ノコの時は裏を使い、カッティングボードの時は表とか決めて使えば長持ちするかな?  とにかくこれは良いですよ。
 これだけしわが寄っていても、、、
 乾けばピンとします。
 外したねじを付けて行きます。
 隙間が無いか強力な光で透かしてみます。
 隙間の有る部分を少し締めこみチェックしていきます。
 赤丸の所にネジの頭が食い込んでいるのが分かります。  一番最初にこの食い込みが出来るので、ネジの頭をこの位置に合わせてやる為です。
 敷居すべりを取り換えておきます。  詳しくは前回を見てね。
 引き手を取り付け、、、
 完成です。  ふぅ、、、疲れた。  コレを床でやったら何日もかかりそう。  作業台も大助かりでした。  おしまい

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