ライダーの思いつき

元ブログの調子が悪いのでしばらくはコピーブログとなります。

飯田線 為栗駅-小和田駅-天竜峡駅

 書き上げてみて、とても長〜〜い記事になりました、、、、、読まれる方はお暇なときにどうぞ。

 間違いないことは、ローカル線の旅、なかなか楽しいですねぇ。忘れていた何かを思い出します。

 中学ぐらいから世の中のモータリゼーションに乗り家族では自家用車で動くようになり、高校からはバイクと、在来線に乗ることが全くなかった私としては、懐かしい感覚と言うより小学生の頃の旅はいつもこんな電車に乗っていたことを思い出し、『電車の旅はコレが当たり前』と、とても自然に思われたのが、自分でも可笑しかったです(^^;)。

 キャンプ2日目、早起きして朝食を済ませ、歩いて行くつもりだったけど前日のあまりの暑さで行きはよいけど帰りは歩きたくないなぁと、早めに偵察へ。

 天竜川を渡る天竜橋の前に車を何台か停められるスペースがありそこに停めることにしました。


大きな地図で見る

 季候が良ければ、和知野川キャンプ場から約1.5km、20分〜25分ぐらいで歩けますから、季節を変えて歩いてみたいです。

 9:51発中部天竜行き上り普通電車に乗るために、この天竜橋を渡ります。

 吊り橋です、この橋からの写真撮影だけでもじっくり楽しめそうですねぇ。

 この吊り橋しか駅へのアクセスがありません、秘境駅ですねぇ。

 空はピーカン、朝から照りつける日差しは半端なく厳しいものでした。

 夏ですねぇ

 この辺りは、ヒグラシがにぎやかにないています、ちょっと良い感じ。

 ヒグラシが鳴く頃にとか言う映画を思い出した(^^;)。


 吊り橋から飯田線の陸橋が見えます。ここから望遠レンズで撮影するのも良いポイントになると思います。

 乗り遅れるので撮れませんが、、、、、(^^;)。この辺りはダム湖になるため、水量が豊富ですね、ちょっと淀んでるかな。

 橋を渡りきったところ、日陰が恋しく思います。

 この日陰で電車を待っていたい気も、、、、、


 駅が見えました、無人駅で改札口もありません。バス停でバスを待つ雰囲気ですねぇ。

 秘境駅の一つ、為栗です。

 してぐり、、、、読めないですよねぇ。

 秘境駅ランキング28位(現在)とのことです。


 ホームから振り返ると、渡ってきた吊り橋が見えます。なかなか良い風景だと思います。

 ホームです。飯田(下り)方向の風景

 豊橋(上り)方向の風景

 ベンチと時刻表だけの簡単なものですねぇ。

 記帳がプラスチックケースに入ってました。

 今年の5月が最新だったかな。


 ホームの反対側にお墓が、、、、、、

 お参りするのも大変そうですねぇ。


 電車が来ましたぁ。

 中部天竜行き普通列車  2両編成のこれは車掌付きです。

 ワンマンも有って、ワンマン電車は乗り口(1両目後ろ側)が決められています。

 電車の側面に表示があるそうですが、なかなか分かり辛い。

 1両目に乗り込みます。乗客は私たち以外二人だけ、ローカルですねぇ。

 車掌がやってきて、小和田までの切符を切ってくれます。

 為栗からの上りは、トンネルばかりで外が見えるところが限られます、ぱっと開けたところでシャッターを切るのですが、すぐにトンネルの入ったりで、なかなかシャッターチャンスを掴むのが難しいです。

 車窓からと書かなければ何を撮ったのと言われそう、、、、。

 手であけて下さいって、、、、、

 閉まるのは自動なんですよ、、、、、

 なぜなんだろう、、、、

 面白いから良いんだけど


 鴬巣(うぐす)駅手前のトンネルの出口。1両目の右の窓から前面が見られるのも楽しいでしょ?。

 ここで、鴬巣駅到着までをカメラの動画で撮ってみました。

 新しいデジカメはハイビジョン動画とかで、720pで見てもそこそこ見られます。

 コレも車窓から、、、、

 このあとも何枚か撮ったけど何を撮ったの?、大きな木だねぇ、、、、、電線を撮ったんだぁ、、、、、真っ暗だけどトンネル?、、、、、(^^;)

 そんな写真ばかりで、、、、、(^^;)。


 今回最初の駅 小和田に着きました。

 歩いてくるのもほぼ登山並、自転車やバイクでは来られない、秘境中の秘境駅です。

 ランキングは現在2位だそうです。


 駅舎です。

 駅正面です。

 散策道は表示があるので迷うことはないです。


 恋成就駅とかで、こんなベンチも用意されてます。

 恋もしてないので、成就もないかと座りませんでしたが(^^;)。

 恋愛中の方は如何?


 古い建物が有ります。

 次の電車が1時間あとなので、塩沢集落まで1時間は帰ってこられない、25分で行ける高瀬橋まで行ってみます。


 何十年か前は人が住んでいたんでしょうねぇ、廃屋となっております。

 昔懐かしいトイレですねぇ。

 床に掃き出しと言われる小窓があります、今なら盗撮騒ぎになるような、、、、、(^^;)。

 小学校まで住んでいたところがこんな感じだったなぁ。


 建物の裏手に、朽ち果てた三輪ミゼットが、、、、、、

 少し離れたところに、後輪もありました。

 ミゼットは祖父の会社が配達用に何台も所有していて、並んだ姿が格好良かったのを思い出します。


 観光用の道は整備されていたり、、、、、、、されていなかったり、、、、、、

 このバイクは、スズキの2スト、ビジネスバイクも朽ち果てて行くんでしょうねぇ。


 アップダウンのきつい山道を歩いていくと、、、、、

 駅到着から30分後、高瀬橋に到着しました。

 いや、結構遠いです、帰りも含めれば山道1時間も歩きますから、、、、。

  昔は集落があり、駅もできたのに、ダムに水没してしまい人が通わない場所になってしまった象徴みたいですねぇ。

 吊り橋の柱が今にも壊れそうで、、、、、

 橋も朽ち果てていきます。


 さあ、電車に間に合うように、急いで戻ります。電車に遅れると数時間待たないと行けません、タクシーを呼ぶわけにも行きません、、、、、きつかったぁ、、、、、結局10分以上余裕でしたが、、、、、(^^;)。

 天竜峡行きはワンマンでした、看板が目に入らなく、後ろを見ると乗務員がいるので車掌だとおもって2両目から乗ってしまいました。

 しばらく待っても車掌が来ない、切符が買えないので後ろの乗務員に訊くと切符を発行してくれました。

 結局それに気づかない乗客もいて、終点の天竜峡ですったもんだしていましたが、、、、、

 改札のない駅も多いので、どこで乗ったか分からないものねぇ、、、、


 天竜峡に着いてから撮った写真です、ワンマンと書いてますねぇ。

 拡大写真。

(ワンマン電車は乗り口(1両目後ろ側)が決められています)

 ドアを開ける、押しボタンも見えますねぇ。


 しかし、コレは小和田駅に入ってきたときの写真、写真を撮っていて見落としたかと思ったら、看板見えませんよねぇ?。

 2両目だった?。

 入ってくるところを捕らえるつもりだったけど、電源オンから撮影までがS610よりちょっと掛かるため、遅くなってしまいました。


 さて、天竜峡に到着です。


 次の帰りの電車は、3時間あと、、、、どこかで時間を潰さなければ、、、、、、、

 観光案内所へ寄り、散策マップを貰ってぐるりと一回り、とその前に昼食でそば屋に入り腹ごしらえ。

 結構待たされて、色々と話をしているうちに小一時間が過ぎ、、、、、、普通なら苦情ものだが、のんびりと時間がつぶせたのはかえって良かったのかも。贅沢な時間の使い方かも知れません。

 駅前から、吊り橋迄行き天竜川の対岸を帰ってくる約1時間と言うコースを選び、だらだらと歩き始めます。

 だって、次の電車まで2時間残ってるから、、、、、、(^^;)。

 天竜ライン遊舟と言う手もあり、唐笠駅迄行けるので乗降駅を増やすには良いのかも、、、、お一人様2900円の余裕が有ればですが、、、、、、(^^;)無かった。

 

 散策道のアザミの花、アップダウンのあるコースで暑い中咲いている姿は、日差しも強く疲れている時の一服の清涼剤という感じで良いですねぇ。

 長野はキノコが豊富な地域らしいですが、散策道脇の大きな切り株にも立派なキノコが。

 龍角峰

 龍が天に上り岩がその形になったとか、、、、、、

 確かに龍の頭に見えますねぇ。

 その上にある松の木がひげのようで、、、、、

 この松の木の方が凄いんですが、、、、

 川には、神社の鳥居を乗せた船が見えます、龍角峰を神としてるんですねぇ。

 アップで撮ってみました。


 ツツジ橋に到着。

 結構疲れました。

 このあともう少し疲れるんですが。

 


 大きな山ゆりが咲いています、カサブランカぐらいの大きさで、自生しているユリでこんな大きな物を見るのは初めてです。

 この下に、わき水が出ていてのどを潤せました。

 橋の上から天竜峡を望む写真です。

 なかなかですねぇ。

 このあと、先ほどの龍角峰のてっぺんまで登ります。

 結構ハードな階段が続きますが上ってみるととっても良い景色です。


 上流を眺めていると船遊びの船が下ってきました、連休と言うこともありびっしりと人が乗っています。

 あとで聞いたのですが、川面を流れる船ですが、コレで結構暑いそうなんです、暑いときに暑い思い大変そうですね。

 下流側を見ると、先ほどわたってきた吊り橋があんなに低く見えます、上りましたねぇ、ヒィヒィゼィゼィ言いながら。

 コレが龍角峰のてっぺんの松2本です。

 この松の根が、岩の頭にからみつくように根を張り、いかにも龍のひげのように見えたんですねぇ。

 この松を見るだけでも凄い迫力がありますよ。

 まるで岩から生えているようです。

 ここは、谷の風が吹き抜けて気持ち良かったぁ。

 疲れたのもあって、10分以上ゆっくりしてましたねぇ。

 そのあと、天竜峡駅に戻るのですが、途中で食べたソフトクリームの美味しかったこと。

 私たちがあまりに疲れた顔をしていたのか、お店の奥さんがお茶まで出してくれました。お接待の気持ちが嬉しかったなぁ、、、、写真有りませんが。


 天竜駅に近づいた橋の上からの渓谷の景色ですが、この後ろ側に舟下りの港が有るんです。

 今出発したばかりの船が下っていきました。

 色々とコースの説明をしてくれた観光案内所のおばさんに「有り難う、楽しかった」とお礼を言って、電車の出発までの時間を駅前の喫茶店で潰すことにしました。

 この喫茶店のママさんも気さくな人で色々と話をしてくれました。こちらが飯田線を楽しんできたことを話したら、JR東海編集の「秘境駅」の冊子も頂いてしまいました。印刷数が少ないそうでなかなか手に入らないとか、嬉しかった。

 伊那名産のリンゴジュースも美味しかったなぁ。

 帰りの電車がホームに入ってきました。


 コレに乗ってキャンプ場のある為栗の駅まで乗っていきます。

 今回の乗降駅は3駅でしたが、十分にローカル線を楽しめたと思います。

 為栗から天竜峡までは秘境駅も多く、有名な区間でもあるそうです。

 楽しかった、お勧めのコースですよ。

 おしまい


09:51 為栗   発 上り 中部天竜行き

|    運賃230円

10:13 小和田  着 自転車もバイクも行けない無人

11:20 小和田  発 下り 天竜峡行き

|    運賃650円

12:10 天竜峡  着

   天竜峡散策&昼食

15:09 天竜峡  発 上り 豊橋行き

|    運賃320円

15:36 為栗   着

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