平成29年 第一種電気工事士技能試験 候補問題No.1
え〜、7月の第二種電気工事技能試験に続いて、恐れ多いことに第一種電気工事士にも挑戦してます。
先日の10月1日には、筆記試験も終わり自己採点で88点取れているようです。
マークシートの見直しもしたので、たぶん筆記は大丈夫かと思います。
筆記試験の合格発表が11月なので、技能の練習は見切り発車ですが、、、、(^^;)大丈夫だろか?
これに合格すると、申請だけで、講習なしに高圧受電施設の低圧部をいじる事が出来ます、会社や工場、店舗で高圧受電設備のある所は第二種だけでは作業できず、認定工事士の講習を受けなければいけません。どうせ講習受けるなら、第一種も取っとけば良いかぁってことで、、、。
もっとも、高圧部分は5年以上の実務経験がないと免状がおりませんので、多分ずっと触れないんですけどねぇ。
さて、本題です。筆記試験の勉強は電気理論をはじめ苦痛でしかなかったんですが、技能の練習は楽しぃ(^^)v。
マスキングテープは、一般的な勉強机600x400mmのサイズです。
1回目
第二種と違って、高圧を低圧に変圧する部分が増えています。
変圧器も結線の仕方で数種類あるのでそれを理解するのがまずの課題。
それと、低圧部の配線も少しばかり複雑になります。
候補問題として与えられている図はこれだけ。
本試験では、二種と違い器具の配置が変わったり、施工条件が変わったりする可能性が多いです。
電線の長さも、指定されます。
上の写真と比べると、
右側の3路スイッチの配線が長すぎました、余った分切らずに全部使っちゃいました。
短いと欠陥ですが、長い分には大丈夫でしょう。
こちらが、昨年平成28年度の出題「No.1」です。 変圧器の結線も指定されています。 この時点で欠陥となる要因が、以下 1.未完成のもの 2.配置,寸法,接続方法等の相違 2-1.配線,器具の配置が配線図と相違したもの 2-2.寸法(器具にあっては中心からの寸法)が,配線図に示された寸法の 50%以下のもの 2-3.電線の種類が配線図と相違したもの 2-4.接続方法が施工条件に相違したもの 3.誤接続,誤結線のもの 4.電線の色別,配線器具の極性が施工条件に相違したもの 5.電線の損傷 5-1.ケーブル外装を損傷したもの イ.ケーブルを折り曲げたときに絶縁被覆が露出するもの ロ.外装縦われが 20mm 以上のもの ハ.VVR,CVV の介在物が抜けたもの 5-2.絶縁被覆の損傷で,電線を折り曲げたときに心線が露出するもの ただし,リングスリーブの下端から 10mm 以内の絶縁被覆の傷は欠陥としない 5-3.心線を折り曲げたときに心線が折れる程度の傷があるもの 5-4.より線を減線したもの 例によって技能試験の参考書はこれ。 細かい指定寸法はこの本に書かれた通り製作しました。 本試験では、いくつか指定が変わるものと思われます。
低圧部の複線図はだいたい慣れていますが、変圧器部分の結線の複線図を描く練習を前もって2〜3回しておくと良いみたいです。
250VE付コンセントのアース線ですが、ボックスに電気的に接続と書かれる場合も有り得ます、その場合は切りっぱなしではなく、ボックスにアースを取る必要も出てくると思います。
その場合は、2芯ケーブルではなく3芯ケーブルになったりするので配布される電線の種類も注意が必要かと。
時間は、複線の書き始めから完成、見直しまでです。
電線の種類も増え、特により線がいくつか増えているので注意が必要です。 スイッチ・コンセントの種類も増えます、シーケンス的な指示図も有り、二種の延長とはちょっとレベルが違うかなと言う印象です。 それでは順次写真を見ながら確認していきます。 高圧側のKIP8の線はナイフでくるりと切るのが一番早そうです。 P-958の2.0-3芯のシースを剥くところでガシガシやってみましたが切り口が汚い。 結線は、問題に指定されている場合も有りその場合はその通り、指定が無ければ100Vは中性線を白(接地側)にして接続すればよいでしょう。 この結線は単相3線式200-100Vで引き出しています。
この時点で欠陥となる要因が、以下 8.器具への結線部分 (1)ねじ締め端子の器具への結線部分 (端子台,配線用遮断器,ランプレセプタクル,露出形コンセント等) 8-1.心線をねじで締め付けていないもの イ.単線での結線にあっては,電線を引っ張って外れるもの ロ.より線での結線にあっては,作品を持ち上げる程度で外れるもの 8-2.より線の素線の一部が端子に挿入されていないもの 8-3.結線部分の絶縁被覆をむき過ぎたもの イ.端子台の高圧側の結線にあっては,端子台の端から心線が 20mm 以上露出したもの ロ.端子台の低圧側の結線にあっては,端子台の端から心線が 5mm 以上露出したもの 8-4.絶縁被覆を締め付けたもの 100V回路の結線ですが、非接地線の黒が、上部コンセントと3路スイッチへ黒でつながります。 接地線の白は、上部コンセントと右上ランプレセプタクルの接地側に白でつながります。 3路スイッチ間は色指定有りません。 インシュロックですが3本以上で使用するか、4本以上で使用が良いみたいです。 接続部が多いのでいちいちインシュロックを止めて、外す作業は時間の無駄になりそうなのと、3本以上の接続は少ない感じです。 この、No.1はインシュロックは使っていません。受験用ツールは慣れてくると必要なくなってきます。
この時点で欠陥となる要因が、以下 6.リングスリーブ(E形)による圧着接続部分 6-1.リングスリーブ用圧着工具の使用方法等が適切でないもの イ.リングスリーブの選択を誤ったもの(JIS C 2806 準拠) ロ.圧着マークが不適正のもの(JIS C 2806 準拠) ハ.リングスリーブを破損したもの ニ.リングスリーブの先端または末端で,圧着マークの一部が欠けたもの ホ.1つのリングスリーブに2つ以上の圧着マークがあるもの ヘ.1箇所の接続に2個以上のリングスリーブを使用したもの 6-2.心線の端末処理が適切でないもの イ.リングスリーブを上から目視して,接続する心線の先端が一本でも見えないもの ロ.リングスリーブの上端から心線が 5mm 以上露出したもの ハ.絶縁被覆のむき過ぎで,リングスリーブの下端から心線が 10mm 以上露出したもの ニ.ケーブル外装のはぎ取り不足で,絶縁被覆が 20mm 以下のもの ホ.絶縁被覆の上から圧着したもの ヘ.より線の素線の一部がリングスリーブに挿入されていないもの 200V回路は、u相がコンセントまで黒で指定されています。 アース線は切りっぱなしで以下省略 条件に「ボックスに接続」となれば施工が変わります。
差込コネクターは、例によって上から心線が確認できること。 下から心線が見えないこと。
この時点で欠陥となる要因が、以下 7.差込形コネクタによる差込接続部分 7-1.コネクタの先端部分を真横から目視して心線が見えないもの 7-2.コネクタの下端部分を真横から目視して心線が見えるもの ランプレセプタクルは、2か月半触ってませんでしたが、手が覚えてますねぇスイスイ出来ます。 受け金が接地側(白) ねじ頭から心線がはみ出さない シースは台座の下部を通す 外れない
電源からの非接地線がコンセントの非接地側 接地線がコンセントの接地側(W)へ コンセント非接地側から3路スイッチの0へ黒色わたり線 3路スイッチ間の線に色指定なし 2mm以上の心線の露出が無ければOK
3路スイッチは、0に黒色 1,3はスイッチ間で色指定なし 心線が2mm以上見えなければOK
200V回路の2Pスイッチ(両切り) 200Vは両方に非接地線が来ているので、両方切らなければいけないので、内部構造が両方切れるようになっています。 色はu相が黒色指定なので黒で統一します。
250VE付コンセントに極性は無いので、アース端子に緑のアース線を繋ぐ以外は色指定なし。 ここも、2mm以上の心線露出が無ければOK
途中から欠陥要件を略しました、多すぎて見づらいから、、、、(^^;) 詳しくは、こちらの「技能試験の概要と注意すべきポイント」(PDFファイル)をよく見てください。 と言うか、これだけは頭に叩き込んでおいたほうが良いと思います。完成後見直す時に何が欠陥になるか判らないとリカバリーのしようがないから、、、。 この候補問題No.1は、昨年(平成28年)の技能試験に出ました。 試験センターのサイトにPDFファイルが有ります。 こちらが、「問題」と「回答」です。 試験直前練習は、ビデオを撮りそこなったこの問題を練習しました。 試験問題は、昨年平成28年度のNo.01です。内容は今年の候補問題と一緒です。 そしてその回答は、こちらです。 また書き込もうって、励みになります。 すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。
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こちらが、昨年平成28年度の出題「No.1」です。 変圧器の結線も指定されています。 この時点で欠陥となる要因が、以下 1.未完成のもの 2.配置,寸法,接続方法等の相違 2-1.配線,器具の配置が配線図と相違したもの 2-2.寸法(器具にあっては中心からの寸法)が,配線図に示された寸法の 50%以下のもの 2-3.電線の種類が配線図と相違したもの 2-4.接続方法が施工条件に相違したもの 3.誤接続,誤結線のもの 4.電線の色別,配線器具の極性が施工条件に相違したもの 5.電線の損傷 5-1.ケーブル外装を損傷したもの イ.ケーブルを折り曲げたときに絶縁被覆が露出するもの ロ.外装縦われが 20mm 以上のもの ハ.VVR,CVV の介在物が抜けたもの 5-2.絶縁被覆の損傷で,電線を折り曲げたときに心線が露出するもの ただし,リングスリーブの下端から 10mm 以内の絶縁被覆の傷は欠陥としない 5-3.心線を折り曲げたときに心線が折れる程度の傷があるもの 5-4.より線を減線したもの 例によって技能試験の参考書はこれ。 細かい指定寸法はこの本に書かれた通り製作しました。 本試験では、いくつか指定が変わるものと思われます。
プロサポート PSC-00092 【第一種電気工事士】 第一種電気工事士技能試験 練習用ケーブル2回用セット (29年度版) | 配線セットはこれにしました。第二種と違って取扱店舗が少ない。 それに、特殊電線なのかバラでは見つからない電線が多いのでセットにしました。 オーム社の公表問題の合格回答には、少し長さが足りません。 長さを5cm程度短めにするものを決めて使うと具合が良いです。 |
電線の種類も増え、特により線がいくつか増えているので注意が必要です。 スイッチ・コンセントの種類も増えます、シーケンス的な指示図も有り、二種の延長とはちょっとレベルが違うかなと言う印象です。 それでは順次写真を見ながら確認していきます。 高圧側のKIP8の線はナイフでくるりと切るのが一番早そうです。 P-958の2.0-3芯のシースを剥くところでガシガシやってみましたが切り口が汚い。 結線は、問題に指定されている場合も有りその場合はその通り、指定が無ければ100Vは中性線を白(接地側)にして接続すればよいでしょう。 この結線は単相3線式200-100Vで引き出しています。
この時点で欠陥となる要因が、以下 8.器具への結線部分 (1)ねじ締め端子の器具への結線部分 (端子台,配線用遮断器,ランプレセプタクル,露出形コンセント等) 8-1.心線をねじで締め付けていないもの イ.単線での結線にあっては,電線を引っ張って外れるもの ロ.より線での結線にあっては,作品を持ち上げる程度で外れるもの 8-2.より線の素線の一部が端子に挿入されていないもの 8-3.結線部分の絶縁被覆をむき過ぎたもの イ.端子台の高圧側の結線にあっては,端子台の端から心線が 20mm 以上露出したもの ロ.端子台の低圧側の結線にあっては,端子台の端から心線が 5mm 以上露出したもの 8-4.絶縁被覆を締め付けたもの 100V回路の結線ですが、非接地線の黒が、上部コンセントと3路スイッチへ黒でつながります。 接地線の白は、上部コンセントと右上ランプレセプタクルの接地側に白でつながります。 3路スイッチ間は色指定有りません。 インシュロックですが3本以上で使用するか、4本以上で使用が良いみたいです。 接続部が多いのでいちいちインシュロックを止めて、外す作業は時間の無駄になりそうなのと、3本以上の接続は少ない感じです。 この、No.1はインシュロックは使っていません。受験用ツールは慣れてくると必要なくなってきます。
この時点で欠陥となる要因が、以下 6.リングスリーブ(E形)による圧着接続部分 6-1.リングスリーブ用圧着工具の使用方法等が適切でないもの イ.リングスリーブの選択を誤ったもの(JIS C 2806 準拠) ロ.圧着マークが不適正のもの(JIS C 2806 準拠) ハ.リングスリーブを破損したもの ニ.リングスリーブの先端または末端で,圧着マークの一部が欠けたもの ホ.1つのリングスリーブに2つ以上の圧着マークがあるもの ヘ.1箇所の接続に2個以上のリングスリーブを使用したもの 6-2.心線の端末処理が適切でないもの イ.リングスリーブを上から目視して,接続する心線の先端が一本でも見えないもの ロ.リングスリーブの上端から心線が 5mm 以上露出したもの ハ.絶縁被覆のむき過ぎで,リングスリーブの下端から心線が 10mm 以上露出したもの ニ.ケーブル外装のはぎ取り不足で,絶縁被覆が 20mm 以下のもの ホ.絶縁被覆の上から圧着したもの ヘ.より線の素線の一部がリングスリーブに挿入されていないもの 200V回路は、u相がコンセントまで黒で指定されています。 アース線は切りっぱなしで以下省略 条件に「ボックスに接続」となれば施工が変わります。
差込コネクターは、例によって上から心線が確認できること。 下から心線が見えないこと。
この時点で欠陥となる要因が、以下 7.差込形コネクタによる差込接続部分 7-1.コネクタの先端部分を真横から目視して心線が見えないもの 7-2.コネクタの下端部分を真横から目視して心線が見えるもの ランプレセプタクルは、2か月半触ってませんでしたが、手が覚えてますねぇスイスイ出来ます。 受け金が接地側(白) ねじ頭から心線がはみ出さない シースは台座の下部を通す 外れない
電源からの非接地線がコンセントの非接地側 接地線がコンセントの接地側(W)へ コンセント非接地側から3路スイッチの0へ黒色わたり線 3路スイッチ間の線に色指定なし 2mm以上の心線の露出が無ければOK
3路スイッチは、0に黒色 1,3はスイッチ間で色指定なし 心線が2mm以上見えなければOK
200V回路の2Pスイッチ(両切り) 200Vは両方に非接地線が来ているので、両方切らなければいけないので、内部構造が両方切れるようになっています。 色はu相が黒色指定なので黒で統一します。
250VE付コンセントに極性は無いので、アース端子に緑のアース線を繋ぐ以外は色指定なし。 ここも、2mm以上の心線露出が無ければOK
途中から欠陥要件を略しました、多すぎて見づらいから、、、、(^^;) 詳しくは、こちらの「技能試験の概要と注意すべきポイント」(PDFファイル)をよく見てください。 と言うか、これだけは頭に叩き込んでおいたほうが良いと思います。完成後見直す時に何が欠陥になるか判らないとリカバリーのしようがないから、、、。 この候補問題No.1は、昨年(平成28年)の技能試験に出ました。 試験センターのサイトにPDFファイルが有ります。 こちらが、「問題」と「回答」です。 試験直前練習は、ビデオを撮りそこなったこの問題を練習しました。 試験問題は、昨年平成28年度のNo.01です。内容は今年の候補問題と一緒です。 そしてその回答は、こちらです。 また書き込もうって、励みになります。 すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。
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