ライダーの思いつき

元ブログの調子が悪いのでしばらくはコピーブログとなります。

ネットの中の「知ったか君」

 息子のヴィッツのオイル交換をした。

 オイルフィラーキャップを開け、オイルパンドレンプラグを外し、オイル排出後ドレンプラグを締め付ける。

 締め付けトルクは?、、、30N・mにしました。

 ちなみに、、、

 ダイハツムーヴLA100Sは29.5±5.9N.mハイゼットカーゴS321Vも同じ)

 トヨタハイエースバンTRH200V(2018年式)は38N・m

 違いは、、、

 ムーヴがアルミのオイルパンにスチールの長めのドレンボルト

 ハイエースバンはスチールのオイルパンにスチールのドレンボルト

 アルミ合金は軽いけど弱いから、アルミ合金でも「超々ジュラルミン」だと話は違うけどね。

 

 最初、「オイルパンドレンボルト 締め付けトルク」でGoogle検索してみた

 まぁ、検索結果を見てあきれた、、、

 

 数が多いんだからオイル交換の度にトルクレンチを使ってられないとか、

 そもそもトルクレンチを使う場所じゃないからとか、、、

 う〜〜〜ん

 中にはプロと思われる人のコメントも有る、、、あ、プロと言うのはお金をもらって人様のエンジンをいじる人たちって事ね

 他には「ドレンボルトは3.5~4kgで締めればOK」とか、、、N・mを使ってないと言う事はずいぶんお年を召した方かと、、、

 以前から見て頂いている方には耳タコかも知れませんが、通りすがりの方も多く訪れますので、ドレンボルトでメスネジをねじ切った話題はこの記事からリンクを貼ってまとめてあります。

 オイルパンドレンプラグ(ボルト)

 たかがオイル交換、されどオイル交換、、、(^^;)。

 で、表題の「知ったか君」、付け焼刃の知識や、ちょっと聞きかじっただけで知ったかぶりする人をこう呼びます。

 ※(誤解が有るといけないので、、、意見ならそれぞれの考え方なので良いのだけど、マウント取った感じや頭ごなしや押し付けが嫌)

 タイヤの空気入れの記事でも書きましたけど、トルクレンチの記事を見ると「持ってるだけじゃなく定期的に【校正】に出さないと…」とかね。ネット検索するとかなりの数でこう言う人が見つかります。

 「僕はこんな知識も有るんだよ、君たちは知らないかも知れないけどね!」って感じで、知識をひけらかす人を指します。

 トルクレンチを使う意識がある人ならその精度も気になる訳で、校正についても多少なりとも知識は有るんですよねぇ、校正に出す出さないは別にして、、、(^^;)。

 それだけならまだ良いのですが「ドレンボルトはギュッと締めて、こぶしでコンコン!だ」とか、「俺は数十年オイル交換して来たけど、トルクレンチで測ったこと無いぞ」とか、「この道は何時も100?/h以上で走っているけど捕まったこと無い」とかの武勇伝とか、何の根拠もない自慢?、知ったか君にも色々な人がいます。

 最近フォローしているカミヤ先生の動画にもこんな知ったか君が、、、コメントが一番上に固定されています。

 

 それに対してカミヤ先生が実際を検証した動画がこちら

 ほんと色々な人がいますねぇ、、、

 お約束ですので、動画が役に立ったら「高評価ボタン」を、続けて動画を見たい場合は「チャンネル登録」をお願いします。

 

 話を校正に戻しますけど、計測器を校正に出すと「校正証明書」「検査成績書」とともに「トレーサビリティ(体系図)」が出されるところが有ります。

  通称3点セット、、、有償だったり無償だったり。

 このトレーサビリティですが、検査機器の追跡調査書みたいなものです、ちょっと言い方違うかもしれませんが、詳しくは調べてみて下さい。

 校正に使った機器ももちろん他所で校正します、その他所の計測器も・・・  そうなんです、自動車メーカーとかその他製造メーカー、又は整備作業をする工場などは、そのネジがより適正な数値で締められているかを証明したいんですね。

 今は何かあれば訴訟に発展する場合が有るので、その為の対策でも校正は大事なんですよね。

 製造メーカーにはトルクレンチを使う場所にはトルクレンチテスターが有る工場があります、トルクレンチを使う前にテスターで確認してからしか使わないように指導されていたり、、、そのテスターも定期的に校正に出されます、、、

 校正の話はこの辺で終わりにして、上記の締め付けトルクで検索するともう色々出て来ます、ヴィッツ(一応型式は書かれてますが素人向けじゃ無いかなぁ)でも38N・mと言う記載が多いです。

 簡易トルクレンチの車種別一覧表とかもこれだったり、、、

 いやいや、鉄のオイルパンのハイエースバンと一緒ってのはおかしいだろう、、、鵜呑みにして締め付けたらハイゼットカーゴのにの舞、、、

 そんな訳で、、、メーカーの指定する数値と言うのはやっぱりメーカーに聞くのが一番と言う事で、、、

 トヨタ自動車のお客様相談室に問い合わせてみました。

 「NSP130-000000XXX(車体番号)

 上記の車両の該当部分の修理書をPDFファイルにして送ります。」  との事で左の図はそのファイルの一部です。  予想通り30N・mでした。

 気になったのはオイルエレメントのケースの締め付けトルクがハイエースバンの25N・mとは違っていました。

 気を付けなければ、、、

 

 

 

 と言う事で、ネット検索も良いですが問い合わせが出来るなら製造メーカーに聞いた方がより正確ですね。

 おしまい

 

 

 

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