平成29年　第二種電気工事士技能試験　公表問題No.1

　今回で3回転目。　筆記試験前は、時間を見つけて、公表問題の複線図の書き方の練習を続けていました。　筆記試験にも複線図の書き方は役に立つので、やっておいて正解でした。　複線図が書けないとジョイントボックス内でどう繋いで、どのリングスリーブをどのマークでかしめるのか分からないですからねぇ。　筆記試験終了と同時に、公表問題No.1から順に製作して、No.13までをかれこれ2回終了しました。　ご存知とは思いますが、公表問題は単線図のみで、配線の長さ、どこをリングスリーブにするか差込コネクターにするか、取付枠をどこにとか、パイロットランプを常時点灯にするのかとか全く分かっていません。　今年度の公表問題については、こちらのPDFファイルをご覧ください。　平成30年度の公表問題については、こちらのPDFファイルをご覧ください。全く同じです。 　2019年度の公表問題については、こちらのPDFファイルをご覧ください。全く同じです。 　そんなわけで、毎年とても役に立つ参考書が、オーム社より出版されます。　今年の版は、もう少ししたら発売されます。

　こんな感じで、細かい設定を過去問題から予想して、書き込まれた単線図と用意する器具や配線まで書かれています。　これで、毎年間違いは数か所のみと言う優れものです。　このページをコピーして問題用紙として使っています。　とにかく机が狭いそうなので本一冊置いてやることはたいへんですから。　3回目となるとちょっとよれてきてますが(^^;)。

　複線図の書き方、よくある疑問の回答や、器具配線の必要総数等々、この価格でこの情報量は、どこかの通信講座にも教えてあげたいくらい。　複線図を書いても、ほぼほぼ35分以内に出来るようになりました。　見直しを約1分、手直しが有れば3分ほどかけても大丈夫です。　ただねぇ、No.7だけが37分を切れない。　35分を切れるよう練習しなきゃ。

　指定条件に合わせて複線図を書きます。　ジョイント部分は　　●がリングスリーブ　　■が差込コネクター　書き込みは　　配線の色　　リングスリーブのサイズとマーク　書いた紙が無くなったので書き直しました。　３３分は複線図からの作業時間、配線の整理まで　見直し時間は入れていません。

　見直しですが、ちょっとばかり写真が足りない。　まずランプレセプタクルは、カバーがちゃんとできる。　配線が見えませんが、、、、(^^;)｡　心線をねじで締め付けていること。　ねじの端から心線が 5mm 以上露出していない　.絶縁被覆を締め付けていない　心線の巻き付けが 3/4以上有る事，重ね巻きしていない　心線を右巻き。　ケーブルを台座のケーブル引込口を通して結線している　ケーブル外装が台座の中に入っている

　電線を引っ張って外れ無い　接地側に白が刺さっている。　心線が1mm以上露出していない。　絶縁被覆が、台座の下端から5mm以上露出していない。

　非接地側に黒色電線が刺さっている　電線を引っ張って外れない　心線が差込口から 2mm 以上露出していない　取付枠を裏返しにしていない　配線器具を引っ張って外れない　取付枠に配線器具は指定位置に取り付け　ロが真ん中　器具が破損していない

　配線，器具の配置が配線図と合っている　寸法（器具にあっては中心からの寸法）が　配線図に示された寸法の 50％以上　電線の種類が配線図と合っている　接続方法が施工条件に合っている　電線の色別，配線器具の極性が施工条件に合っている

◆欠陥となるのは　リングスリーブの選択を誤った　圧着マークが不適正の　リングスリーブを破損した　リングスリーブの先端または末端で，圧着マークの一部が欠けた　１つのリングスリーブに２つ以上の圧着マークがある　１箇所に２個以上のリングスリーブを使用した　リングスリーブを上から目視して，接続する心線の先端が一本でも見えない　リングスリーブの上端から心線が 5mm 以上露出した　リングスリーブの下端から心線が 10mm 以上露出した　ケーブル外装のはぎ取り不足で，絶縁被覆が 20mm 以下　絶縁被覆の上から圧着した

　コネクタの先端部分を真横から目視して心線が見える　コネクタの下端部分を真横から目視して心線が見えない
　このほか、詳しい判断基準は、以下のPDFファイル　★技能試験の概要と注意すべきポイント　の、第?部．技能試験における欠陥の判断基準を参照してください。(平成29年度分が消えてましたので30年度にリンクしています)